【中国】「撃たれたことを口外しなければ１０万元やる」―天安門２０年風化に抗って　記憶と体験が語る歴史[06/02]

天安門２０年風化に抗って　記憶と体験が語る歴史

１９８９年６月４日、北京の天安門広場が赤く染まった。２０年の歳月は、世界が震撼（しんかん）した
天安門事件を風化させた。だが、弾圧された関係者の悲痛な思いと記憶を消し去ろうはずもない。
灯火を消すまいと、風化に抗（あらが）う彼らの「いま」と、中国の民主化の行方を探る。
（北京　野口東秀　矢板明夫）

■秘めた思い
天安門事件（六四事件）では、民主化運動を担った大学生だけではなく、多くの市民、労働者が犠牲になった。
当時、北京の建設労働者だった斉志勇（５３）もそのひとりだ。
斉は天安門広場近くの路地を逃げまどううち、銃弾２発を浴び、左足を切断した障害者だ。斉は
「撃たれたことを口外しなければ１０万元やると、当局からいわれた」という。しかし、愛する祖国の軍に
撃たれたショックから「何も信じられなくなった」ことから、斉は拒否した。その結果、要注意人物として
監視と迫害の対象となった。
斉は数年前、自宅に踏み込んできた男たちに肋骨（ろつこつ）を折る暴行を受けたこともあった。昨年の
北京五輪の期間中は、山東省に強制隔離され、先月２５日にも一時、郊外に連行された。外国人記者と
接触するな、という警告だ。
北京市民の張燕生（４２）は、無期懲役の判決を受け約１４年間服役し、２００３年４月に出所した。
彼は事件当夜、西長安街で、群衆と軍が対峙（たいじ）していたとき、ビデオ撮影していた私服の
武装警察部隊員をとがめ、ビデオを奪って焼いたことが強盗罪にされた。取り調べ中「罪を認めないと
銃殺だ」と脅されたという。
でも「私はましな方だ」と張は言う。仲間の１人は軍用車のヘッドライトを３つ壊しただけで
懲役１５年になり、軍用車に放火した董盛坤（４８）は執行猶予付きの死刑判決を受けた。董はその後、
減刑され出所したが、なお約３０人が獄中にいるとの指摘がある。
武力鎮圧後、天安門に通じる長安街で、戦車の前に立ちふさがり、国際的に有名になった男性をはじめ、
消息不明者も少なくない。その多くは家族も知らないうちに処刑されたとうわさされている。
元労働者たちは、当局の監視下で、妻とは離婚、職もなく最低限の生活を強いられている。しかし、
「将来に展望があるわけではないが、権力に屈せず正しいことをしたとの誇りがある」と、後悔のことばを
口にする者はいない。
斉は、民主化運動を踏みつぶす戦車の図柄のＴシャツを着続ける、と話す。

「幻想などないが、失われた片足は歴史の証拠。政府に賠償と謝罪を求め続けるつもりだ」

（6月2日19時16分配信 産経新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090602-00000574-san-int

>>2以降に続く

続き

■命ある限り記録を
「六四」後の数日間、張先玲（７１）は、北京市内の２４の病院を回り、帰宅しない高校２年生の息子を
探し続けた。累々たる遺体の中に息子はおらず、「捕まって生きている」と安堵（あんど）した。
息子は、日本語を勉強していた。将来は日本に留学し報道カメラマンになるのが夢で、連日のように
小型カメラを持ち、デモの撮影に出かけていた。
事態が緊迫した６月３日夜、張は息子に「政府は（学生を）撃つかな」と聞かれ、「それはあり得ないが、
今夜は外に出ちゃいけないよ」と答えた。その会話の２時間半後、息子は頭部に銃弾を受けていた。
息子の遺体が天安門わきの草むらに埋められているのが発見されたのは事件の４日後。
家族が息子と対面したのは事件から１０日後のことだった。戒厳部隊が息子を埋めカメラを持ち去った、
と張はみている。戒厳部隊が救命隊の活動を妨害したことも確認した。

今年５月１７日、張の自宅で「六四２０周年祭」が催され、事件で子供を失った１２９人の母親らでつくる組織
「天安門の母」のメンバー約５０人が集まった。「真相追及は母の力」と書かれた横断幕の脇に、
６７人の遺影が並べられた。
同会のリーダー、元人民大学助教授の丁子霖（７２）の姿はなかった。当局に阻止されたのだ。
丁はあの年の６月３日夜、市民に対する外出禁止令を聞き、天安門広場に向かおうとする高校２年生の
ひとり息子の外出を食い止めるのに必死だった。だが、息子はトイレの窓から抜けだし、銃弾の犠牲になった。
息子は「民主の揺りかご」である北京大学に進学し、国家に貢献すると抱負を話していた。
その夢も自分の期待も奪った暴挙を正当化する政府を、丁は許すことができない。丁は政府に真相究明、
責任者の処罰、謝罪と補償を求めて「天安門の母」を立ち上げた。そのホームページには、子供たちが
どこでどう死亡したかの調査結果と、母親たちや著名人らの文章が載っている。

「これは真実の歴史の記録。遺族の思いを死ぬまで次世代に伝え続ける」

母親たちの決意は揺るぎない。丁は今も息子が無事に帰ってくる夢を見る。「ワー、帰ってきたのね」と叫び、
息子に抱きつく−。「息子の手を握った感触が夢から覚めても残るの」。そう語る丁の涙は止まらない。

自宅には高さ１メートルの慰霊碑がある。中には遺灰とともに息子の思い出の品が収められている。政府が
息子の名誉を回復したとき、お墓に埋めるつもりだ。

>>3以降に続く

続き

■知識人の闘争

最近、当局の厳しい監視を逃れ、国内で開催に成功した天安門事件関係の会合が２つある。北京の香山会議と
山東省の済南会合だ。前者は先月１０日、大学教授、弁護士ら著名知識人１９人が北京郊外の香山で開いた
「北京六四民主運動シンポジウム」。事件の背景になった歴史や民族性を振り返り、民主化運動再燃の
可能性や必要性を論じた。

「未然に民主化運動を防ぐ党組織や公安系統のシステムが整っている。特に大学では学内の思想、学生の
行動を厳しくコントロールしなければならないという、２０年前の運動の教訓と経験があり、学生が主体的に
運動を起こすことは難しい」

会議の主役のひとりで、中国社会科学院哲学研究所の研究員、張博樹（５３）は、こう指摘する一方で、
社会を動かす「新しい推進力」が民間に生まれているとも話す。近年、中国各地では、土地の強制収用への
反発など、農民や市民による抗議行動が頻発し、リストラされた労働者、退役軍人などの間にも権利意識が
強まり、それを擁護する弁護士ら知識人の輪は広がりつつある。

「（２０年前のように）街頭での集団的政治活動が起こるとすれば、この民間の力が起点になるだろう」

民主化勢力の代表格の元山東大学教授、孫文広（７４）も、政府がこうした「民間の力」を満足させることが
できるかどうかが分岐点になるとみる。その孫が主宰し、開いたのが４月２５日の「済南会合」だ。
香山会議と異なるのは、孫以外の参加者８人全員が、天安門事件で「反革命宣伝扇動罪」「破壊交通罪」
などによる懲役１５年から２年の受刑経験者だったことだ。会合では、処刑された友人たちを追悼し
「六四の英雄は永久に不滅」との横断幕を掲げた。

孫は１９７０年代、「毛沢東主席を攻撃した」として、反革命罪で懲役７年の判決を受けたことがある。
その彼が危険を承知で会合を組織したのはなぜか。

「事件を風化させず、みんなの記憶にとどめるため。その一点に尽きる」

　　　　　　　　＝敬称略

終わり

さすが怨みの民族だな
日帝に敵意向けとかないと国が持たないって気持ちはよ〜くわかる

中国共産党　大虐殺の歴史　そして日本侵略へ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7135711
http://www.youtube.com/watch?v=gLmYqvaqVm4

中国共産党による大虐殺の犠牲者の数は、「共産主義黒書」（ステファヌ・クルトワ）などの
推計に依れば６，５００万人にも上るとされている。歴史上有名な大躍進や文化大革命、
天安門事件だけでなく、チベット、東トルキスタン（ウイグル）、モンゴルにおいて現在、残虐
な粛清と弾圧、歴史・伝統・文化の破壊、民族浄化・絶滅、漢民族への同化政策が行われ
ている。この恐るべき実態は日本にとって対岸の火事では済まず、やがては日本に襲いか
かる脅威である。更に、大中華圏の拡大、世界覇権の掌握は、全人類が危機に瀕すること
にも繋がる。

身内を虐殺されたら恨みもするだろ、それについては中国とか日本とかはないんじゃないか？

執行猶予付きの死刑判決って何やねん

もし民主化が成功したら、共産党員は報復されるな

「どんなに悪いことをしても死んでも謝らない」
「どんなに謝られようと死ぬまで許さない」
それが中国人です。

>>8
先に共産革命起こるんじゃないかねｗ
民主化どころじゃない殺戮の嵐が吹き荒れるだろうて

民度ってなんで高くならないんですかね？
中国はずっと豚のままだし、豚から変わろうともしない

>>11
教育ってのはそれだけ難しいということだね
論語教えてても親がその教えをぶち壊すようじゃなんとも

文化大革命とか数千万人殺してるからな。
天安門なんて、生ぬるいんだろ支那畜には。

全部ニセ札です。

こういう内ゲバを煽って、民主化のための活動をおこさせるくらいの、
工作をやってもらいたいもんだが。平和ボケした日本には無理かな。。。

まるで、中国の軍が中国人を虐殺したようだねｗｗ

sage