2009/05/28 17:51 KST
公示地価10年ぶりに下落、昨年比マイナス0.8%
【ソウル28日聯合ニュース】
ことしの個別公示地価は10年ぶりに下落した。国内外の経済危機と実体経済の低迷によるもので、特にソウル・江南3区や
京畿道果川市などの下落幅が大きかった。
国土海洋部は28日、市長・郡守・区庁長が29日に全国の土地3004万筆地余りに対する個別公示地価(1月1日基準)を
決定告示すると明らかにした。ことしの公示対象は、国・公有地の追加などで昨年より40万筆地余り多い。全国にある土地の
81.2%が公示される。個別公示地価は個別土地の1平方メートル当たりの価格を公示するもので、財産税など各種税金の
課税標準となり、開発負担金など各種負担金の賦課基準としても活用される。
ことしの公示地価は総額基準で昨年に比べ平均0.8%下がった。これは通貨危機直後にあたる1999年以来、
10年ぶりの下落だ。
市道別変動率は、ソウルがマイナス2.1%を記録したほか、大田(マイナス0.9%)、京畿(マイナス0.8%)などが
下落した。
ソウルでは特に瑞草区(マイナス3.8%)、江東区(マイナス3.3%)、江南区(マイナス3.2%)、
松坡区(マイナス3.0%)などが、京畿道では果川市(マイナス3.4%)の下落幅が大きかった。
一方、全羅北道(2.2%)や仁川(2.0%)などは上昇した。全羅北道の郡山市は、経済自由区域指定や現代重工業誘致、
セマングム開発の早期推進などで14.2%上がり、全国1の上昇率を記録した。仁川市西区(8.2%)、
忠清南道唐津郡(6.1%)なども開発好材料に伴い大幅に上昇した。
今回の公示地価の下落は、土地所有者らの税金負担の軽減につながると期待される。ただ、公示地価変動率としてはマイナスだが、
公示される筆地が増えたため、公示地価総額は3226兆6719億ウォン(約246兆4460億円)だった昨年より
38兆3854億ウォン多い3265兆573億ウォンを記録した。
公示地価が全国で最も高い土地は、カフェ・パスクッチ明洞店があるソウル市中区忠武路1街で、公示価格は1平方メートル当たり
6230万ウォン。昨年より170万ウォン下がったが、2004年から6年連続でトップを記録している。逆に最も安かったのは
慶尚北道蔚珍郡の林野で1平方メートル当たり82ウォンだった。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2009/05/28/0200000000AJP20090528003000882.HTML 関連スレ
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