馬・総統が自分を起訴の検察官を「審判請求」に 2009/06/10
馬英九・総統は、国民党主席だった2007年2月、台北市長時代に市長特別費を横領したとの疑いで検察に起訴された。
同年中に二審で無罪が確定した。
無罪確定後、馬・総統は起訴を担当した検察官について、事実と異なる供述調書を作成したとして文書偽造で二度告発。
台北地方裁判所・高等裁判所がいずれも却下したため、馬・総統は今年3月に審判請求をしたという。
台北地方裁判所は同件について調査中で、地裁が審判請求を認めた場合は起訴と同等の効力があるとされている。
馬・総統の担当弁護士によると、過去の例に照らして審判請求が認められる確率は極めて低いとのことだが、
同弁護士は総統の進める司法改革を着実なものとするためにも、調書偽造など司法捜査上の重要な問題について社会が真実を知る事が大切だと話している。
http://japanese.rti.org.tw/Content/GetSingleNews.aspx?ContentID=80579&BlockID=31