北京市内の不動産会社で警備員をしていた男が「5歳の娘が白血病にかかった」とウソを広めて同僚から
募金2.6万元(約36万円)を騙し取ったとして詐欺の疑いで5月20日、警察に身柄を拘束された。
5月20日付で北京晩報が伝えた。
調べによると、男は今年初旬に上司に対して「5歳の娘が白血病にかかったが借金だらけで助けてほしい」と述べた。
これを聞いた董事長や総経理以下が2.6万元の募金を集めて男に対して贈呈式を行った。その場で男は号泣して、
周囲の同情を集めたという。
だがしばらく経って男から「娘を看病するためもう出社できない」と電話があり、音信不通になった。
このため会社側が詳しく調べると男は独身で子供がいないことが判明。募金を詐取されたと悟った会社側が
警察に被害届を提出した。
男は取り調べに対して「入社前から詐欺を行うつもりだった。年末に新聞で白血病の子供に募金を呼びかける
記事を読んで犯行を思いついた」と供述した。(編集担当:麻田雄二)
( 2009/05/21(木) 13:32 searchina)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0521&f=national_0521_026.shtml