今年で15回目を迎えるソウル国際図書展が13日から17日まで、「本の拡張、本の想像力」と
いうテーマで、ソウル市江南区三成洞にあるCOEXのAホールとBホールで開催される。大韓出版
文化協会(会長:白錫基〈ペク・ソッキ〉)が主催する今回のイベントには、米国、フランス、
ドイツなど20カ国の出版社、書店、著作権エージェンシーなど836社(韓国から330社)が参加
する。
今年最も注目を集める展示館は、主賓国である日本の会場だ。232の出版社が漫画、児童文学、
実用書籍、小説、学術書籍など2800点以上の出版物を展示する。4日に行われた記者会見に
出席した日本書籍出版協会の金原優副理事長は、「“本を通じて一つになる日韓の心”という
スローガンの下、150人以上の日本の出版関係者が出席する。今回は韓国の出版関係者との
交流の場を持ちたい」と述べた。韓国でも人気の日本人作家の来韓も相次ぎ、『冷静と情熱
のあいだ Rosso』の著者として知られる江國香織の新作出版サイン会も行われる。また、韓国
の人気作家である鄭梨賢(チョン・イヒョン)と「女性の仕事と愛」をテーマにした対談や、
漫画家では、今年韓国でブームを巻き起こした『花より男子』の原作者である神尾葉子の
サイン会も行われる。
主催国である韓国の有名作家も数多く参加する。小説家の韓勝源(ハン・スンウォン)、
殷熙耕(ウン・ヒギョン)、金仁淑(キム・インスク)、チョ・ギョンラン、パク・ヒョン
ウク、キム・エランや、詩人の崔泳美(チェ・ヨンミ)らが、「著者との出会い」の時間を
持つイベントに出席する。
韓国館の横に設置されるブックアート館では、「第6回ソウル国際ブックアート展」が図書展
と同時に開催される。ここでは国内外の有名ブックアート作家の作品や、公募展受賞作品など
を観覧することができる。また、今年3月に韓国が主賓国として参加したイタリアのボローニャ
児童図書展に展示された絵本の原画イメージや、167種類の本などが出展される「絵本原画展示」
も話題を集めている。『ダビンチコード』『プラダを着た悪魔』など小説を原作とした映画
16編を上映する「シネマ・ブック・ライブラリー展」、本を素材とした芸術作品を展示する
「ブック・アンド・ペインティング」展も開催される。
しかし、今回のソウル国際図書展は参加国が昨年に比べて5カ国少なく、世界的な金融危機に
よる景気悪化などの影響でミドゥム社、ハンギル社、シゴン社などの大手出版社が参加を取り
やめたことが惜しまれている。ミドゥム社の関係者は、「5日間の行事に3000万ウォン(約234
万円)という参加費がネックになり、今年は参加を取りやめた。1年おきに参加する予定だ」
と述べた。
ソウル国際図書展の入場料は一般が3000ウォン(約234円)、小中高校生1000ウォン(約78円)
で、図書展のホームページで8日までに事前登録すれば無料で観覧できる。
シン・ヨングァン記者
朝鮮日報 2009/05/05 10:24
http://www.chosunonline.com/news/20090505000021
【韓国】「日流」小説ブームの主役、江國香織インタビュー (朝鮮日報)2006/01/15
記者―あなたの多くの小説に「セックスをした」という文章がよく出てきますが、セックスの細かい描写は
ありません。どういった信念を持っていますか?
江國―「信念?(笑) 韓国の小説はセックス描写がリアルなのでしょうか?
記者―日本では韓流ブームが定着しています。特に女性がヨン様(ペ・ヨンジュン)に夢中になっていることを
不快に思う男性も多いですが、あなたはどうですか?
江國―「(両目を大きく見開いて)ヨン様って韓国人なんですか? 私はテレビをまったく見ないのでヨン様が出演
したドラマを見たことがありません。でも、ヨン様の噂だけは聞いていたので分かります」
記者―ヨン様に会ってみたいですか?
江國―「いえいえ、恐ろしいです…」
記者―韓国映画や小説の中で記憶に残る作品はありますか?
江國―「韓国小説は読んだことがありません。兄弟がアジア映画が好きで一緒に韓国映画を何度か見ましたが、
タイトルやストーリーは思い出せません。」
記者―もし外国に住むとしたらどこで住みたいですか?
江國―「ドイツや北ヨーロッパが自分には合うようです。雰囲気や食べ物もすべて」
記者―韓国はどうですか?
江國―「興味ないです」
記者― ...
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/01/15/20060115000023.html