「意識かすむ時もある」 金総書記、疲労を吐露
【北京5日共同】
北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は4日付で、金正日総書記がある党実務者と面談した際、
「仕事が多く疲れることは事実だ。私がどんな仕事もてきぱきと片付けると話す人もいるが、そうではない」とした上で、
「時には数時間も精神を集中し考えようとすれば、意識がかすむ時もある」と語ったとする記事を掲載した。
発言時期は「ある年の暑い夏の昼食時間」としたが、健康が悪化したとされる昨年8月かどうかは不明。
金総書記が自らの健康状態に立ち入り、心情を吐露する発言が紹介されるのは異例。
同紙はまた、金総書記が「長時間考えた末、明け方に明白な答えを探し当てる喜びは何事にも替え難い」と話し、
「一生涯、仕事に没頭しようと思う。これが私の最大の幸福であり喜びだ」と語ったとも伝えた。
2009/05/05 06:27 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009050501000049.html