【国際問題・Hebei Spirit号】ピンポンゲームに巻き込まれたHebei Two[04/27]

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631地球の裏側 ◆/lYVcP7um2
さて、報告。

実は今日仕事した船、香港船籍で元V.shippsの船ですた。船長も元同じ所
の人間。
とりあえず、Sir. Ivor LPG でぐぐって判るかな。
で、いろいろ話を聞いてきました。

まず、船乗りが怒っているのは、拘置したことだそうです。船長、機関長と
いう船の最高士官は、欧州などでは、貴族に準ずる扱いなのです。
それを拘置し、罪人同様に扱ったのは名誉への挑戦なのだそうです。
まぁ、韓国人は自国へ逃げ帰りますから、「自分たちがするから他人も同じ」
という考えと、インド人へ人種的偏見がないまぜになったのだろうとは思い
ますが、インド人で船長をしている人は英国で教育を受けた人がかなりな数
いるのです。英国の海員教育のうち、名誉の尊重と義務の履行に対する教育は
多分、今でも世界一じゃないでしょうか?私がこちらの海軍艦艇で仕事して
居る時、すれ違う船で、船尾の船籍旗を少し下ろしてからまた上げる、軍艦
とすれ違う際の挨拶を履行してる船の船長は例外無く英国人でした。

さて、V.shipsの状況ですが、船長はもう離れて長いから、と前置きした上で、
多分、このままでは絶対に済まさないだろうと言っていました。今日もこの
船に来ていましたが、船級検査はロイズでして、Vshipsも同じだそうです。
どうも、ロイズとV.shipsは何か繋がりがあるようです。
どうも韓国は大変な虎の尾を踏んだ気がします。なにせ、船長、この件では
一気にまくしたてましたので・・・・英国の高級船員はおそらく全て同じ
思いであろう事は賭けても良いと言っていますので。
インドの船員組合だけじゃないみたいですね。はるかエクアドルですら英国人
船長ですらこの調子ですから。

多分、差し戻しが確定してから動きがあると思います。はっきりとは言って
いませんが、何か日本から支援が出来る事があるか、という問いに、今後の
行動を理解、支援してくれる事が一番嬉しいのではないか、と言っておりま
したので。
取りあえず報告まで。