【HebeiSpirit号事件】泰安沖原油流出事故で原審判決破棄、地裁へ差し戻し。サムスン重工業とタンカー所有会社には罰金確定[04/23]★４
韓国内の記事訳してくださった方がいましたので転載です
http://www.lawtimes.co.kr/LawNews/News/NewsContents.aspx?kind=TOTAL&serial=46646&page=1（韓国語）
泰安（テアン）油流出事故…三星重工業とタンカー両側有罪確定
船員らの業務上過失船舶破壊疑惑は‘破壊’に該当しなくて実体的競合関係により原審破棄還送
大法院が去る2007年忠南（チュンナム）泰安（テアン）近海で発生した油流出事故に対して三星重工業とタンカー両側皆に
罰金刑を宣告した原審を確定した。
ただし、船員らの業務上過失船舶破壊疑惑に対しては、タンカーの損傷程度が刑法第187条で規定した‘破壊’に該当しな
いと判断、海洋汚染防止法違反疑惑と実体的競合関係にあるので原審を破棄して、また判断するようにした。
大法院刑事1部(主審チャ・ハンソン最高裁判事)は23日、海洋汚染防止法違反などの疑惑で起訴された三星重工業曳き船
団船長チョ氏(53)などに対する上告審(2008度11921)で、業務上過失船舶破壊疑惑の部分に有罪判断した原審を破棄して、
実体的競合関係にある残り疑惑とともに事件を大田（テジョン）地方裁判所に送りかえした。
チョ氏などは去る2007年12月6日（原文では7月）、三星重工業海上クレーンを積載した1万1,800t級艀船を導いて、仁川（イン
チョン）から巨済島（コジェド）に向かっている間、忠南（チュンナム）泰安郡（テアングン）遠北面（ウォンブクミョン）信徒南西6マ
イルの海上で、停泊中の14万6千t級タンカーHebei Spiritと9回衝突し、原油1万2,547kl(1万900t)を海に流出させ、史上最悪の
海洋汚染被害をもたらせた疑惑で起訴された。
1審は船長チョ氏に対して懲役3年、罰金200万ウォン、三星重工業に対して罰金3000万ウォンを宣告して、残り船員キム氏と
インド人船員2人と、Hebei Spirit船舶に対して無罪を宣告していた。
しかし2審は「Hebei Spiritに船積みされていた油が流出して、大韓民国海洋が金銭的賠償で回復することはできない被害を
こうむったし、近隣地域住民らの精神的・財産的被害も莫大なので、被告人らに厳重な責任を問わざるをえない」とし、「無罪を
宣告された船員キム氏は、曳き船団ソン団長および艀船の船頭（先頭）として、安全な曳引航海のために助力する責任があ
るにもかかわらず誤りを否認し、インド人船員およびHebei Spirit株式会社はこの事故がひたすら曳き船団の過失に因ったも
のと主張して自分たちの誤りを全く反省しないでいて、衝突後インド人船員C氏が迅速で適切な措置を取ったならば相当量の
油流出を減らすことができたという点で過失が少なくない」として、三星重工業に罰金刑を宣告した原審を除いた残り部分を破
棄して、船長チョに対して懲役2年6月、罰金200万ウォン、無罪を宣告された韓国人船員キム氏に懲役1年6月を宣告した。
またインド人船員2人に各々懲役8月、罰金1000万ウォン、懲役1年6月、罰金2000万ウォンを宣告してHebei Spirit船舶に対し
て罰金3000万ウォンを宣告した。
リュ・イナ記者
2009-04-23
ちなみに、この裁判長ノムたん任命だそうでｗ
URL：http://focus.chosun.com/people/peopleView.jsp?id=2032（写真あり）
チャ・ハンソン[車漢成CHA HAN SUNG ]
[現]大法院最高裁判事
出生:1954年11月26日(慶北（キョンブク）高霊)
職業:法曹人(判事)
学歴:フランス国立司法官学校国際部研修・ソウル大法大法科卒業
経歴:大法院最高裁判事・法院行政処次長・清州（チョンジュ）地方裁判所法院長
http://www.lawtimes.co.kr/LawNews/News/NewsContents.aspx?kind=TOTAL&serial=46646&page=1（韓国語）
泰安（テアン）油流出事故…三星重工業とタンカー両側有罪確定
船員らの業務上過失船舶破壊疑惑は‘破壊’に該当しなくて実体的競合関係により原審破棄還送
大法院が去る2007年忠南（チュンナム）泰安（テアン）近海で発生した油流出事故に対して三星重工業とタンカー両側皆に
罰金刑を宣告した原審を確定した。
ただし、船員らの業務上過失船舶破壊疑惑に対しては、タンカーの損傷程度が刑法第187条で規定した‘破壊’に該当しな
いと判断、海洋汚染防止法違反疑惑と実体的競合関係にあるので原審を破棄して、また判断するようにした。
大法院刑事1部(主審チャ・ハンソン最高裁判事)は23日、海洋汚染防止法違反などの疑惑で起訴された三星重工業曳き船
団船長チョ氏(53)などに対する上告審(2008度11921)で、業務上過失船舶破壊疑惑の部分に有罪判断した原審を破棄して、
実体的競合関係にある残り疑惑とともに事件を大田（テジョン）地方裁判所に送りかえした。
チョ氏などは去る2007年12月6日（原文では7月）、三星重工業海上クレーンを積載した1万1,800t級艀船を導いて、仁川（イン
チョン）から巨済島（コジェド）に向かっている間、忠南（チュンナム）泰安郡（テアングン）遠北面（ウォンブクミョン）信徒南西6マ
イルの海上で、停泊中の14万6千t級タンカーHebei Spiritと9回衝突し、原油1万2,547kl(1万900t)を海に流出させ、史上最悪の
海洋汚染被害をもたらせた疑惑で起訴された。
1審は船長チョ氏に対して懲役3年、罰金200万ウォン、三星重工業に対して罰金3000万ウォンを宣告して、残り船員キム氏と
インド人船員2人と、Hebei Spirit船舶に対して無罪を宣告していた。
しかし2審は「Hebei Spiritに船積みされていた油が流出して、大韓民国海洋が金銭的賠償で回復することはできない被害を
こうむったし、近隣地域住民らの精神的・財産的被害も莫大なので、被告人らに厳重な責任を問わざるをえない」とし、「無罪を
宣告された船員キム氏は、曳き船団ソン団長および艀船の船頭（先頭）として、安全な曳引航海のために助力する責任があ
るにもかかわらず誤りを否認し、インド人船員およびHebei Spirit株式会社はこの事故がひたすら曳き船団の過失に因ったも
のと主張して自分たちの誤りを全く反省しないでいて、衝突後インド人船員C氏が迅速で適切な措置を取ったならば相当量の
油流出を減らすことができたという点で過失が少なくない」として、三星重工業に罰金刑を宣告した原審を除いた残り部分を破
棄して、船長チョに対して懲役2年6月、罰金200万ウォン、無罪を宣告された韓国人船員キム氏に懲役1年6月を宣告した。
またインド人船員2人に各々懲役8月、罰金1000万ウォン、懲役1年6月、罰金2000万ウォンを宣告してHebei Spirit船舶に対し
て罰金3000万ウォンを宣告した。
リュ・イナ記者
2009-04-23
ちなみに、この裁判長ノムたん任命だそうでｗ
URL：http://focus.chosun.com/people/peopleView.jsp?id=2032（写真あり）
チャ・ハンソン[車漢成CHA HAN SUNG ]
[現]大法院最高裁判事
出生:1954年11月26日(慶北（キョンブク）高霊)
職業:法曹人(判事)
学歴:フランス国立司法官学校国際部研修・ソウル大法大法科卒業
経歴:大法院最高裁判事・法院行政処次長・清州（チョンジュ）地方裁判所法院長
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