2009/04/24 10:51 KST
サムスン電子Q1営業益4700億ウォン、黒字達成
【ソウル24日聯合ニュース】サムスン電子は24日、第1四半期(連結ベース)の営業利益は
前四半期(マイナス7400億ウォン)より1兆2100億ウォン多い4700億ウォン(約343億円)で、
黒字転換に成功したと明らかにした。
ただ、世界的な景気低迷と閑散期という季節的要因から、売上高は前四半期(33兆ウォン)より
13%減少し、28兆6700億ウォンとなった。
本社単体ベースでは、売上高が前四半期比1%増の18兆5700億ウォン、
営業利益が1兆900億ウォン多い1500億ウォン。純利益はウォン安効果と持分法評価利益の
増加などで6400億ウォン増え、6200億ウォンを記録した。
サムスン電子は、景気低迷と閑散期の影響で世界のIT市場全般がマイナス成長となっているなか、
メモリーや液晶パネルの競合メーカーの減産、投資縮小など供給減少に伴う市況の好転、
組織改編とコスト削減の努力などで、当初の予想を大きく上回る業績改善を達成したと説明した。
部品部門の半導体事業は連結で、前四半期比5%減の5兆2200億ウォンの売上高と、
6700億ウォンの営業赤字を記録した。単体では売上高3兆7400億ウォン、営業赤字6500億ウォン。
液晶事業は連結の売上高が前四半期より22%少ない4兆1100億ウォン、営業損失が3100億ウォン、
単体では売上高3兆7500億ウォンと営業損失3100ウォンとなった。
ただ、第2四半期の見通しについては「楽観するのはまだ早い」と、慎重な姿勢を示した。
市場シェアをさらに拡大し、経営効率性を高め、景気低迷を競合メーカーらとの「超格差」を拡大する
時期として活用する方針だ。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2009/04/24/0200000000AJP20090424000800882.HTML