【韓国経済】MMF(マネーマーケットファンド)から資金流出、4日間で1200億円[03/26]

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1喫茶-狼-φ ★
記事入力 : 2009/03/26 08:40:40
MMFから資金流出、4日間で1200億円

 韓国金融投資協会によると、市中の浮動資金が流入していたマネーマーケットファンド(MMF)から最近4日間に1兆6770億ウォン
(約1200億円)の資金が流出していることが明らかになった。専門家は短期資金が株式市場にシフトしたわけではなく、
企業が決算期を迎えたことによる現金需要と資産運用会社の資金規模縮小が背景にあると分析している。

 MMF受託額は24日現在で124兆5152億ウォン(約8兆9600億円)となり、前日に比べ8156億ウォン(約600億円)減少した。
 MMF受託額が過去最高を記録した今月16日に比べ、2兆1090億ウォン(約1500億円)減少したことになる。

 一方、株式型ファンドの設定額は対照的に増加した。
 このため、MMFから流出した資金が株式市場に流入したのではないかとの分析が示されている。
 しかし、専門家は即断するには時期尚早だとみている。月末と3月決算を控えた企業による現金需要が増え、
MMFが解約されたとみられることが理由だ。

 また、今月13日に資産運用会社15社がMMF受託額を3カ月以内に15%減らすと決定したことも影響を与えている。
 資産運用会社の関係者は「現在銀行などのMMF資金を受け入れておらず、資金の新規流入が止まり、
MMFの受託規模も減少しているのではないか」と分析した。

崔炯碩(チェ・ヒョンソク)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

http://www.chosunonline.com/news/20090326000012