李登輝元台湾総統を表敬 日台交流スカラシップ
【淡水(台北県)=長谷川周人】日本と台湾の若い世代による相互理解の促進を目的
とする第6回「日台文化交流青少年スカラシップ」(主催・フジサンケイビジネスアイ、
産経新聞、共催・台湾行政院新聞局)の台湾研修団は25日、台北郊外の淡水で李登輝
元総統(86)を表敬訪問した。
李氏は、中学生から大学生までの16人を前に流暢(りゅうちょう)な日本語で「野球の
世界一を争うWBC決勝戦で、日本は苦戦を強いられながらも最後まで粘り、優勝を
勝ち取った。これをきっかけに皆さんも日本も、精神的に磨かれた強い国になってほしい」
と語りかけた。
一方、李氏は5月31日から私的旅行のため、訪日する予定を明らかにした。李氏の
訪日は今回で5回目となり、東京から日本入りして新潟、富山、石川、京都などを回り、
松尾芭蕉の「奥の細道」の後半ルートをたどる計画という。
ソース:産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090325/chn0903251920004-n1.htm