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http://www.iopcfund.org/pr-pdf/Hebei%20Spirit%20recourse%20action_e.pdf PRESS RELEASE Recourse action against Samsung Heavy Industries (SHI)より
国際油濁補償基金(IOPC)プレスリリース
Hebei Spirit 事件:
サムスン重工業(SHI)に対する償還請求訴訟
事件
2007年12月7日、209,000トンの原油を積んだタンカー『Hebei Spirit』(146,848総トン)は、韓国西海岸の泰安沖
5海里の海域に碇泊中、クレーンバージ『Samsung No.1』に衝突された。約10,500トンの原油がHebei Spiritから
海へ流出し、大韓民国の西海岸に非常に様々な影響を与える事となった。1992年基金と船主の保険業者及び、
Skuld P&Iクラブは、補償請求の迅速な取り扱いと、請求者の手続きの支援を容易にするため、ソウルに賠償請
求事務所(Hebei Spiritセンター)を開設している。
請求/補償
大韓民国は1992年の民事責任条約を調印しており、Hebei Spirit事件の結果汚染被害を被った個人、法人、
民間団体及び公共団体は、条約に基づき補償を利用できる。これらの条約の下、総額2億300万SDR(3億400万
ドル)の補償が利用可能であり、そのうち8977万SDR(1億3400万ドル)が民事責任条約の下、船主の保険業者及
びSkuld P&Iクラブから、そして最高1億1323万SDR(1億6900万ドル)が1992年基金から利用可能である。流出に
起因する損害総額は、現在5660〜6010億ウォン(4億1100万〜4億3700万ドル)と推定されており、条約の下で利
用できる補償の全額が支払われる事は、ほぼ確実だと思われる。
償還請求訴訟
これまでの事故原因調査によると、クレーンバージと3隻のタグボートの過失が、衝突の実質的原因である事が
明らかになっており、クレーンバージの船主であるサムスン重工業(SHI)の、事件に対する責任制限を否定する根
拠となっている。Hebei Spirit船主と契約保険会社、Skuld P&Iクラブ、1992年基金は利益を保護するために協同し、
SHIに対する償還請求訴訟を、中国の寧波海事法院において開始した。1992年基金による請求総額は、船主と
Skuld P&Iクラブの請求分も含めて約2億ドルである。
詳細情報
詳細情報が必要な方は、IOPC基金理事のWillem Oosterveen氏に直接連絡をお願いします
(メルアド・電話番号は省略)
2009年2月6日ロンドン発