【韓国】民主労総、幹部の性的暴行を隠ぺいか[02/06]

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全国民主労働組合総連盟(民主労総)が、高級幹部による性的暴行未遂事件を組織的に隠ぺ
いしようとしたという疑惑が浮上した。

問題が広がったのを受け、民主労総は5日、中央執行委員会を開いて対策を話し合ったものの、
執行部の総退陣を求める意見と、これに反対する意見が対立し、内紛の様相を呈している。

被害者の女性の代理人(弁護士)が5日発表した声明によると、事件は昨年12月6日に発生し
た。被害者は民主労総のイ・ソクヘン委員長の雲隠れにかかわった組合員のAさん、加害者は
イ委員長の右腕とされるB氏。B氏はAさんの自宅に侵入し、Aさんに対し数回にわたって性的
暴行を加えようとしたという。

民主労総は事件発生から2カ月間、自らの組織の「恥」を包み隠そうとした。メディアの報道
によって事件が明らかになった5日にも、国民に対し謝罪することはなく、「メディアのセン
セーショナルな報道によって、被害者と民主労総の名誉が著しく傷ついた。報道によって生
じた被害に対し、法的措置を検討する」と語った。だが、被害者や組合員に対しては謝罪の
意を示した。

これに対し、被害者側の代理人のキム・ジョンウン弁護士はこの日午後、記者会見を開いて
声明文を発表し、「民主労総が事件発生直後、被害者に圧力をかけて組織的に事件を隠ぺい
しようとした」という疑惑について言及した。

被害者側は「民主労総は事件当時、警察の捜査に応じる意向だったAさんのもとに、B氏やパ
ク財務局長らを派遣し、“イ委員長を雲隠れさせた背景について、警察に虚偽の供述をせよ
”と強要した。また事件後にもイ・ヨンシク事務局長ら高級幹部をAさんのもとに派遣し、
“李明博(イ・ミョンバク)政権と戦っていかなければならないのに、こういう事件が明ら
かになれば組織が深刻なダメージを受ける”と主張し、事件を公にしないよう躍起になった」
と述べた。

その上で被害者側は「民主労総の執行部には最低限の良識もなく、運動を進めていくための
道徳的な根拠も完全に失った。性的暴行の加害者B氏を刑事告訴し、また民主労総の関係者ら
に対しても、関係当局の捜査を依頼することになるだろう」と主張した。また、民主労総本
部の幹部らが全員辞任することも求めた。

こうした被害者側の声明文に対し、民主労総は「釈明のための資料」を通じ、「民主労総が
犯人の逃避に関し、Aさんに虚偽の証言を強要したり、犯行そのものについてAさん一人に責
任を負わせようとしたというのは事実に反する。今後、2度とこのような事件が起こらないよ
う最善の努力をしていく」と述べた。

この日行われた民主労総の中央執行委員会では、執行部の総退陣をめぐって、執行部の間で
意見が衝突した。民主労総の関係者は「8人の副委員長のうち2‐4人が執行部の総退陣を求め
たが、チン・ヨンオク委員長職務代行者らはこれを拒否した。民主労総の執行部は事態の深
刻さを分かっていないようだ」と話している。

崔賢黙(チェ・ヒョンムク)記者


朝鮮日報 2009/02/06 15:30:54
http://www.chosunonline.com/article/20090206000057
http://www.chosunonline.com/article/20090206000058

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