韓国代表チームの秋信守(チュ・シンス、27、フィラデルフィア)が傲慢な敵将イチローに立ち向かう。
秋信守は「自分はイチローより力があり、チャンスに強い。 何かを見せたい」と意気込んでいる。
秋信守は00年にシアトルに入団した後、‘第2のイチロー’として期待を集めた。
しかしビッグリーグで毎年200安打を放つイチローを越えることはできなかった。 イチローは06年、
「右翼手を秋信守に譲って中堅手に回ってほしい」という球団の提案をきっぱりと断った。
秋信守はその年6月、クリーブランドにトレードされた後、「イチローは非常に利己的だった」と怒りを爆発させた。
イチローの影に隠れていた有望株の秋信守はその後2年間で大きく成長した。 秋信守は昨年、
打率3割9厘、14本塁打、66打点をマークし、クリーブランドの中心打者に浮上した。
イチローが豪語したように実際にマウンドに立つ機会が訪れる場合、
最も警戒しなければならない韓国の打者はまさに秋信守だ。
イチローは通算3083安打(日本1278安打・米国1805安打)を記録中で、
日本野球の生きた伝説だ。 普段は重厚な語り口だが、WBCが近づくと別人になる。
06年の第1回大会の前、イチローは「今後30年間は日本に勝てないと思わせたい」と発言し、
韓国を刺激した。
当時、朴賛浩(パク・チャンホ、36、フィラデルフィア)が第1ラウンドの日本戦で最後の打者
イチローをフライに打ち取り、李鍾範(イ・ジョンボム、39、起亜)が第2ラウンドの
日本戦で決勝打を放った。 先輩たちは時代の流れに逆らえず代表チームを離れたが、
それに代わって秋信守が‘アンチイチロー’の先鋒に立つことになった。
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