ジャカルタ(CNN) インドネシアの首都ジャカルタ市内唯一の石油貯蔵施設で18日に
火災が発生し、大量の黒煙が現場一帯にたちこめた。当局は周辺住民に避難を指示し、
施設付近への電力供給を遮断した。
国営石油プルタミナの関係者によると、無鉛ガソリンのタンク1基が炎上し、消火活動で
19日午前に鎮火した。火災で失われた無鉛ガソリンは2500キロリットル。
施設内になるそのほかのタンク6基は無事だった。
ジャカルタ向け燃料の在庫は5万2000キロリットル残っており、1週間は十分持ちこたえる
見込みだが、域内のガソリンスタンドには住民の行列ができた。当局は火災の原因について
調査を進めている。
施設をめぐっては昨年10月、襲撃を計画していた疑いで5人が警察に逮捕された。5人は
国際テロ組織アルカイダとつながりを持つイスラム過激派ジェマ・イスラミアと関係している
とみられている。
ソース:CNN[2009.01.19]
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200901190011.html