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「Hebei Spirit号の航海士ら保釈」
-2009年1月15日
今日早く、韓国最高裁にて係争中の、Hebei Spirit号のJasprit Chawla船長および、Syam Chetan一等航海士は
韓国の拘置所から保釈された。保釈金の額はそれぞれの航海士に対し、10,000米ドルだった。
最高裁の決定と韓国政府の、この懸案を解決する初の積極的行動に謝意を表し、
V ships、国際運輸労連(ITF)、国際乾貨物船主協会(INTERCARGO)、国際独立タンカー船主協会(INTERTANKO)、
国際海事使用者委員会(IMEC)からなる貿易協会および組合は、1月23日に予定されていたロンドンでの集会を中止する。
声明によれば、参加者らは「抗議行動の延期が、この長引く案件を成功裏に解決するためのよりよい環境を作ると信じている」と述べた。
昨年韓国の最高裁に保釈を支持する旨の書面を提出した国際海運会議所(ICS)および国際海運連盟(ISF)もまた、
今回の決定を「大いに歓迎する」と表明した。
ICSとISFの連名発表によれば、「韓国海事本部および韓国船主協会の協力を得ており、政府に干渉されない
韓国の司法の独立性に感謝する。ICSとISFは、最高裁が事件の証拠に基づき、航海士らの上告に対し正しい判断を下し、
彼らがさらなる拘留を免れ、インドの家族の元へ帰る許可を出すよう期待している」との事である。
ICSとISFはまた、韓国の法に基づいた措置が取られている事に感謝し、「IMOおよびILOの指針である
『海難事故における船員の公正な処遇』を包含する国際規則を、韓国当局が遵守しようとあらゆる努力を行っている」と述べた。
さらに声明は、「航海士たちの拘置所からの解放は、2006年にICSおよびISFがIMO、ILO加盟国と協議し、
採択されたこれらの指針に完全に合致している」と付け加えた。
http://www.mgn.com/news/dailystorydetails.cfm?storyid=9547