翻訳できたので投下するー。
http://www.koreatimes.co.kr/www/news/nation/2009/01/116_37462.html 「海外の海運業者、韓国に対する輸送拒否を示唆」 [01/07]
文責:Michael Ha
泰安での原油流出事故に関する、二人の外国人航海士への法廷判決が海外の注目を集めている。
海外の海運業者・組合は、二人のインド人乗組員に対する実刑判決を強く非難した。
ある国際海運労働者組合は、これを「偏狭な復讐」と呼んだ。また報道によれば、
韓国への海運をボイコットする話し合いがあり、さらにはインドで反韓感情が生まれる
可能性もあるとしている。
在ソウルインド大使館のKirat Gopal Vaze一等書記官は水曜、本紙に
「現在、二人のインド人は清洲の留置所に拘禁されており、我々は彼らの福祉に関して、
彼らに充分な配慮がなされるよう最大限の努力を行っている」と述べた。
「弁護士から、最高裁への上告文が提出されたとの知らせを受けた」と彼は付け加えた。
この論議は、わが国最大の原油流出事故である泰安原油流出事故の、2008年12月10日の
高裁判決に端を発する。Hebei Spirit号のJasprit Chawla船長と、Syam Chetan一等航海士は
それぞれ18ヶ月と8ヶ月の実刑判決を受けた。
この原油タンカーは、2007年12月7日に、西海(国際名:黄海)に1万トン以上の原油を流出させた。
しかし、評論家によれば、原油タンカーと二人の乗組員は「受動的被害者」であり、
錨泊していたタンカーから原油が流出したのは、サムスン重工の艀が衝突した後だと述べている。
148ヶ国から654の労働組合と、450万人の運輸労働者が加盟する
「International Transport Workers' Federation(ITF)」は、この判決を公式に非難した。
このグループの非難は「これは正義ではない。それに近いものですらない」と始まり、
「我々が見たものはスケープゴート、犯罪の押し付けであり、
より広範な証拠の検討が拒否された事実は、法廷の適切さを疑わせるものである」と続く。
さらに彼らは、「この判決は偏狭な復讐であり、あらゆるプロの船員に衝撃を与えた」
と付け加えた。
「2007年12月に、錨泊していたHebei Spirit号がサムスンの艀に衝突され、原油が流出した。
以来、航海士たちは不公正に韓国に拘禁されている」と彼らは主張している。
この海運組織は、組合員と支援者に「韓国当局に自らの事件への関心を示す手紙を送る」事を
呼びかけている。また、彼らは「これで終わりにはしない事を我々は約束する。
二人を解放する運動は、法廷に完全に欠けていた正義が行われるまで、拡大し続けるだろう。」
とも述べた。
報道によると、6月に判決が下された一審では、二人の外国人船員は無罪とされた。
しかし、高裁での12月の判決では一審の判決は破棄され、Hebei Spirit号の乗組員は、衝突を回避する
努力を行うべきだったとされている。
英紙ファイナンシャル・タイムズの報道では、インドの複数の海運労働者組合が、判決に抗議するため
韓国への海運をボイコットする運動を始めたと伝えられている。
それによれば、「どのような形であれ広範囲なボイコットは、全てのエネルギー需要を満たす原油、
ガス、石炭の供給を海運に頼っている韓国に重大な問題をもたらすだろう」としている。
さらに報道は、インドにおける韓国製品不買運動にが始まった事に関しても述べた。