記事入力 : 2009/01/05 10:36:47
韓国政府、国際海洋法裁判所判事にソウル大教授を推薦
独島
ソウル大の白珍鉉教授、故パク・チュンホ判事の後任に
当選した場合は2014年まで活動
韓国政府が4日、昨年11月に亡くなった国際海洋法裁判所(ITLOS)の故パク・チュンホ判事の後任として、白
珍鉉(ペク・ジンヒョン)ソウル大国際大学院教授(51)を推薦したことが分かった。
国際海洋法裁判所の判事は選挙を経て選出するが、今回のように判事が他界して空席が生じた場合はその判事
が所属する国で受け継がれる、という慣例があるため、白教授が当選する可能性は極めて高いことが分かった。
選挙は、3月6日にニューヨークの国連本部で開かれる国連海洋法条約締約国会合で行なわれる予定だ。白教授が
当選した場合、故パク判事の残りの任期である2014年まで判事として活動することになる
白教授はソウル大学法大を卒業後、米国コロンビア大と英国ケンブリッジ大で修士・博士学位を取得した。そ
の後、国際司法裁判所研究員、韓国国連体制学会(KACUNS)会長、国家安全保障会議諮問委員、政府独島政策諮
問委員などとして活動してきており、韓国の代表的な国際法専門家だ。
政府関係者は、「他国から競争相手が出ることは分かっているが、白教授の当選が有力だ。白教授が当選した
場合、国際舞台における韓国の立場を高めるのはもちろん、各種の海洋紛争でも影響力を行使できるだろう」と
語った。
任敏赫(イム・ミンヒョク)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/article/20090105000024