中国のスポーツ専門サイト「騰訊体育」はこのほど、韓国・ソウルで12日と13日に行われた
フィギュアスケートのグランプリファイナルで優勝した浅田真央選手を「金妍児(キム・
ヨナ)選手に勝つことは難しくなかった。韓国で勝つことが難しかった」などと、実力を
発揮できたことを高く評価する論評を掲載した。
論評は外電を引用して、「(キム・ヨナ選手を相手に)韓国で勝つことは難しい」との
浅田選手の言葉を紹介。韓国人観衆の自国選手への熱狂的な応援の中で、浅田選手は「魔物が
いるリンクで、得がたい結果を出した」と評価。浅田選手にとっても、日本のフィギュア
スケート界にとって、キム選手のホームの韓国で勝利したことは、「特別な意味がある」とした。
中国メディアはこれまでも、水泳の北島康介選手、マラソンの高橋尚子選手など、世界的な
成績をあげる日本人選手を大きく扱ってきた。中国国内での活動歴がある福原愛選手の人気も
絶大だ。フィギュアスケートでは、荒川静香選手が2006年のトリノ五輪で優勝した際、
「アジアに初の『金』もたらした」として、新華社などが大きく報じた。 (編集担当:如月隼人)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=1216&f=national_1216_003.shtml