【台湾】ハンセン病療養所「楽生療養院」：保存運動の中一部を取り壊しへ[12/04]

　【台北・庄司哲也】日本統治時代に台北近郊に建てられたハンセン病療養所
「楽生療養院」が、都市高速鉄道の車両基地建設のため、一部が取り壊される
ことになった。ハンセン病の差別の歴史や当時の建築を伝える施設として
保存運動が起こり、一部のハンセン病の元患者が代替施設へ移ることを拒否。
だが、台湾当局は３日から取り壊しのため、強制執行を開始した。

　同施設は、１９３０年に当時の台湾総督府によって建てられた開放型の施設。
鉄道の建設計画では一部を残し、施設の建つ丘を切り崩す。だが、一部の元患者は
「退去はハンセン病政策の強制隔離と同じ手法だ」として反発。保存を求める声が
上がっていた。

　このため、鉄道建設工事は４年にわたり中断していたが、台湾当局は３日、
「建設の遅れで、すでに大きな損失が出ている」として強制執行に着手。
警官約６００人を動員し、保存を求めて座り込みを行った学生ら約２００人を
排除した。

　施設には現在、３６人の元患者が残っている。

毎日新聞　2008年12月4日　東京朝刊
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毎日ｊｐ http://mainichi.jp/index.html 配信
ハンセン病：台湾の療養所、一部を取り壊しへ　保存運動の中 - 毎日ｊｐ(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/world/news/20081204ddm012040025000c.html

▽関連スレ　※2007/03/22(木) 01:22:22
【台湾】ハンセン病施設「楽生療養院」で撤去反対運動　入所者ら存続訴え[03/22]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1174494142/

ライ病患者は空気感染するから
焼却処分しろ！

半島にいい療養所があるらしいですよ。

おお、本当に久しぶりだなハンセンスレ。流行ったのは3年くらい前か。
知らない人が多いだろうから、勝手にまとめるぜ

【20世紀初頭まで】
欧州　感染者を城塞都市の外に隔離、コレラなどで死滅させる　→　「隔離の必要なし」と主張
日本　アジア一帯が多発地域のうえ、寺院などで保護されていた　→　医者が欧州勢にボコボコにされる

【戦前戦中】
日本　療養所を建てて感染者を隔離（朝鮮・台湾・南洋諸島でも同様に実施）
アメリカ　ハワイ、フィリピンに療養所を建てる　→　現在に至るまで絶賛スルー中

【戦後】
韓国　一般人による患者の虐殺が少なからず発生、後に社会問題化
日本　朝鮮半島からの患者の密航多数あり、療養所が占拠される

当時は不治の病だったんだから隔離は当然。

>>4
そーいや、アメリカの話全然出してないな、あいつらw

>>4 続き
【1960年頃】治療法が確立、日本でも「隔離の必要性は無くなった」とされる
韓国　各地に「定着村」を作って患者を集め、畜産業などにあたらせて自立支援を図る
台湾　療養所で新規入所の受入を停止するが、既存の入所者は保護する
日本　多額の予算を付けて国立療養所をそのまま維持

【1990年代】
韓国　左派政権下で日本時代の療養所や朴政権下の定着事業が再評価の対象に
台湾　鉄道整備計画とあわせて療養所の縮小を打ち出す（>>1）
日本　「らい予防法」廃止、療養所入所者らが過去の隔離政策に対して謝罪と賠償を要求する

【2000年〜】
日本　ハンセン病補償法成立、1人あたり1400万〜800万円の補償金を支給（2001）
　　　（当時、国内の元患者は3000〜4000人）
　　　関係者が韓国（小鹿島／ソロクト）、台湾（楽生院）に遠征（2002〜）
台湾　療養所保存運動が起こる（>>1）（2002頃〜）
韓国・台湾　日本政府に日本国内組と同等の補償を要求（2003頃〜）
　　　　　　国賠訴訟で東京地裁判決、韓国原告団敗訴・台湾原告団勝訴（2005）
　　　　　　（原告は台湾約30人、韓国約400人）　←　東亜板で盛り上がったのはこの頃
　　　　　　衆参とも全会一致でハンセン病補償法改正、韓国・台湾の元患者らにも補償金支給（2006）
　　　　　　同法再改正、南洋諸島の元患者らも支給対象に（2007）

記憶で書いたんで、細部間違ってたらすまん

これはアゲるべきかと

このニュース、昨日見た時と一部記事の内容が変わってるんですよね

たしか、昨日は
＞学界が「日本の統治時代の歴史的な建築物」
として撤去反対との一文があったはずなんですけど・・・

>>9　日本語の現地ソース探してみた。

MRT路線拡張でハンセン病患者施設解体強行（RTI/Radio Taiwan International　2008/12/3）

台北市民と台北県民の通勤・通学の足、台北新交通システムMRTの路線拡張工事のため、
2日午前、台北県新荘市にあるハンセン病患者療養施設・楽生院の一部取り壊しが始まった。

市民運動家や学生ら100人ほどが取り壊しに反対する座り込みを行い、警官ともみ合いになった
が、けが人などは出ていない。楽生院は、現在建設中のMRT新荘線の敷設ルートに位置する。
残っている入居者に代替の入居施設を用意した上で取り壊す計画だったが、移転を拒む入居者
の人権問題が争いとなった他、日本統治時代に建てられた古い建物であるため文化遺産として
残すべきと取り壊しに反対する意見も根強く、5年ほど膠着状態が続いていた。

昨年、当時の民進党政権は、予定していた路線を移動させ、施設の90％を残すと決定したが、
路線の変更は難しく、工事の遅れによる損失も台湾元約30億元を超えている事などから、取り
壊しに踏み切る事に。

新荘線が開通すれば、約100万人が通勤事情の改善で恩恵を受けるが、野党・民進党は、政
府のやり方は乱暴と反発。
ttp://japanese.rti.org.tw/Content/GetSingleNews.aspx?ContentID=69420

>5年ほど膠着状態が
>野党・民進党は、政府のやり方は乱暴と反発。

その内4年と半年は民進党が政府だったんですけどwwwwww
ハンガーストライキして抗議していた青年を逮捕したのは民進党wwwwww

あ

>>9
＞市民運動家や学生ら100人ほどが取り壊しに反対する座り込みを行い

>>1
＞警官約６００人を動員し、保存を求めて座り込みを行った学生ら約２００人を排除した

いつものように、日本に持ち込まれた時点で人数が増えてた件について

>>9
見直したら、いつもの毎日現象でした（ネット用記事と別に朝夕刊用記事も載る）

>>1　（2008年12月4日　東京朝刊）
ttp://mainichi.jp/select/world/news/20081204ddm012040025000c.html
>>9　（2008年12月3日　20時17分）
ttp://mainichi.jp/select/world/news/20081204k0000m030068000c.html

>>3
ちょうど朝鮮日報の特集が載ってた。関係者が定期的に活動してるのかね
毎日や熊日には載らないような話も書いてあるので、興味ある方にはオヌヌメ
（※スレ立ては依頼しません）
小鹿島のハンセン病患者と弁護士たちの長き戦い（12/7）
ttp://www.chosunonline.com/article/20081207000002

＞「けれど恥ずかしいことに、ハンセン病患者にまず歩み寄ったのは日本の弁護士たちでした」
>>7に書いたとおりで、日本の関係者が出かけていって焚き付けた。
それで、記事にあるように既に30億円近い補償をぶんどってるわけで、
東亜板でもウォッチャーが5人くらいしか残ってなさそうな現状はちょっと意外。

>>1
＞【台北・庄司哲也】日本統治時代
＞毎日新聞

「日本統治時代」・・・この記者、台湾に赴任して、転向した？

ハンセン病（ライ病）は、主にハンセン病患者との接触でライ菌に感染し、
長期間（数十年単位）の潜伏期間を経て発病します。

ライ菌の感染経路としては最近では、患者の鼻粘膜・鼻汁に存在する菌が
排出され、気道を経て感染する経路を重視する考え方が主流となりつつ
あります。そのため特に浴場のような「高温・多湿」 の環境で感染しやすくなる
と考えられます。

ハンセン病は免疫の強弱が関連していて、遺伝的にかかりやすい体質の者か、
免疫が弱い乳幼児期に感染し、主に栄養失調・疲労・老衰によって発病します。
ハンセン病が「貧困病」と呼ばれるのは このため。
現在日本の新規発病者は 60歳以上が多い。

現在、国内のライ病の 新規患者数 は、年間１５人前後です。
隔離政策のない（できない？）インドでは、年間６０万人もの
新規患者が発生しています。

　
「ライ病が治る」というのはウソ。

「ライ腫型ライ患者」は一生薬の投与が必要な「患者」であって、
「元患者」という概念はありません。彼らは定期的に検診や投与を
受けなけらばならず、それを止めれば症状は進行する。

確かに薬を５年も投与すれば症状は沈静化しますが、完治はしないし
糜爛・変形した部分が元に戻ることもありません。

ハッキリ言って「元患者」という言い方は「詐称」です。

【韓国】戦後、韓国政府によるハンセン病患者大量虐殺事件（中央日報）2006.01.17

1945年：小鹿島で園運営をめぐっての対立で朝鮮人職員が入所者患者ら８４名を虐殺

1948年：韓国政府、ハンセン病患者への断種、中絶手術を認める「優生保護法」を制定する。

1949年：全南務安（チョンナム・ムアン）連動で脱獄者がハンセン病患者40人虐殺

1950年：慶南咸安（キョンナム・ハムアン）ムルムン里で韓国軍がハンセン病患者50人虐殺

1950年：韓国軍が江陵（カンヌン）市内にいたハンセン病患者らを洞くつの中に追いこんで爆弾で爆死させる

1955年：韓国政府、伝染病予防法制定(隔離収容政策）
　　　　　この頃より韓国内各地にハンセン病隔離組織「定着村」が作られる

1960〜68年：韓国政府、小鹿島にいたハンセン病患者を強制連行し五馬道干拓事業で奴隷労働させる

1963年：韓国政府、伝染病予防法改正　隔離主義から在家治療に転換する

その他、現在まで数十件の虐殺行為が判明．．

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=71802&servcode=400§code=400

何故か日本政府に謝罪と賠償を繰り返し要求する韓国人．．．．↓↓↓

【韓国】日本、韓国のハンセン病患者に1人当たり800〜1400万円補償（朝鮮日報）[06/01/20]
http://www.chosunonline.com/article/20060120000006
【日韓】韓国のハンセン病患者が日本に謝罪と賠償を再度要求[06/10/25]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1130204539/