【韓国経済】膨れあがる為替差損、30大グループだけで9月までで10兆ウォンに[11/30]
「ムーンライトながら」の指定席券でダフ屋行為 常習男を逮捕
2008年11月10日 12時38分配信 産経新聞
JRの夜行快速列車「ムーンライトながら」の指定席券を転売目的で購入し
続けたとして、警視庁生活安全特捜隊と田園調布署は11月8日、
東京都迷惑防止条例違反(常習ダフ屋行為の禁止)の疑いで、
愛知県丹羽郡扶桑町高雄扶桑台28番地、元日本物流センター株式会社
会社員、上野忠成容疑者(36)を逮捕した。約5年間で250万円を
もうけたとみられる。
調べでは上野容疑者は転売目的で、8月2日午前10時ごろ、JR新宿駅東口
「みどりの窓口」で、9月2日午後11時19分発の夜行快速電車
「ムーンライトながら」の大垣駅(岐阜県)〜東京駅間指定席券1枚を310円
で購入した疑い。また、8月7日午前10時5分ごろには、同じみどりの窓口で
9月7日午後11時10分発の「ムーンライトながら」東京駅〜豊橋駅(愛知県)間
指定席券2枚を1020円で購入した疑い。
上野容疑者は310円で購入した指定席券をインターネットオークションで
2710円で転売。1020円で購入した指定席券2枚も2040円で転売していた。
「ムーンライトながら」は指定席券と乗車券で乗車でき、1日乗り放題の
「青春18きっぷ」と指定席券を組み合わせると安価で利用できるため、
人気が高いという。JR窓口でもすぐに売り切れるといい、
上野容疑者から割高な指定席券を購入してもトータルでは割安で
列車を利用できたという。
上野容疑者は「5年ほど前、家を飛び出して行くあてがないときに
青春18きっぷで電車に乗り、思いついた」と供述。5年間にわたって、
指定席券の転売を続け、もうけを生活費に充てていた。
「障害者用座席を買い占めて転売している人がいる」などの苦情が
JRに寄せられ、JRは昨年7月ごろ、上野容疑者に注意したが、
その後も転売目的の購入をやめないため、警視庁に告発していた。
【久保田るり子】