【国内】タクシー運転手傷害事件初公判　検察側、中国人の男に懲役2年求刑・・・東京地裁［09/16］

1 ：いや～ん!!　けつねカフェφ ★：2008/09/17(水) 19:51:32 ID:???

タクシー運転手傷害事件初公判　検察側、中国人の男に懲役2年を求刑　東京地裁

7月5日、タクシー運転手に暴行をはたらいた男の初公判が16日、
東京地裁で行われ、検察側は懲役2年を求刑した。
趙弘逸被告(29)は16日、自らが引き起こした事件の裁判に出廷した。

16日朝、趙被告は「(謝罪には行かれたんですか?)行ってます」と話した。
趙被告は、タクシー料金を踏み倒し、運転手に暴行を加えたとして傷害の罪に問われている。
16日の初公判に、スーツ姿で妻とともに姿を見せた趙被告は、裁判官から、馬乗りになり、
げんこつで数回殴り、2カ月のけがをさせたことについて問われると、起訴事実を認めた。

被害者の倉持俊昭さん(57)は、「骨がもうなくなっちゃっているような状況で、もうぐちゃぐちゃになっていて、
その骨を補うために人工骨というか、(頭の中に)セラミックが入っているみたいです」と話した。
倉持さんの頭には、耳から頭頂部にかけて大きな傷が残っていた。
7月5日に起きた事件の様子を、タクシー車内のカメラがとらえていた。
酔った様子で助手席に乗ってきた趙被告は、目的の駅まで着くと、
大声で怒鳴り、運賃を支払わず、タクシーから出て行った。
このあと、倉持さんが追いかけ、趙被告のシャツをつかんだところ、シャツが破れたという。
趙被告は、これに逆上し、殴りかかってきたという。
倉持さんは「殴りかかってきた時に、よけたんですね。よけた拍子に後ろのコンクリートのところに、
頭をがつんと打ったんですね。そのあと、どうなったかわからないけれど、
たぶん、殴られたかと思うんです」と、当時の様子を語った。
意識がもうろうとしながらも、追いすがる倉持さんを趙被告は馬乗りになり、数回殴打したという。
倉持さんは、頭蓋(ずがい)骨を陥没骨折、さらに、急性硬膜下血腫を引き起こし、
一時危篤状態になった。

16日の初公判に、黒のスーツ姿で法廷に姿を現した趙被告は、
少し緊張した面持ちだったが、裁判官の質問にもはっきりとした声で答え、落ち着いた態度だった。
そして、事件の理由について聞かれると、趙被告は「何年も勤めてきた会社から、
突然転勤を命じられ、憂さ晴らしに酒を飲み、泥酔したためだ」と答えた。
趙被告はこの日、普段の4倍にあたる8杯ほどのビールを飲んでいたという。
趙被告は「飲みすぎたので、当日のことは記憶にない。
起きて、Tシャツが破けていて思い出してきた」と話した。
趙被告は、倉持さんとは、すでに示談が成立しており、
16日までにあわせて330万円の慰謝料を払ったという。
この金額について、趙被告の弁護士は、妻の証言として、
「(330万円は)中国の黒竜江省では16年分くらいの年収」と述べた。

一方、被害に遭った倉持さんの妻は、「これだけ傷が残って、もう実際に仕事ができなくなるということもあるし、
そうですね、まだ許せない部分とかもありますからね」と話した。
倉持さんには、左目の視界が狭くなるという後遺症が残ったという。

16日の公判で、検察側は懲役2年を求刑した。
弁護士は「日本で頑張っているので、罰金刑にしてほしい」と主張した。
この求刑に対し、倉持さんは「結果的に僕が死なずに済んだんですよね。
相手の方も初犯だということで、(求刑は)妥当な線かなと思ってますけど、
本当はもっと重くてもいいかなという感じもしますけどね」と語った。

ソース：FNNニュース　(09/16 20:07)　(動画あり)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00140688.html