>>1の続き
私たちが他人から伝えて受けた大事な文化をもっと継承・発展させて来たように、日本でも全くそん
な面がないわけがない。言い換えれば、これからは各自の固有文化として根付いたと思わなければな
らない。今日、ヨーロッパ文化がローマ文明から派生したと人々は言う。しかし、今イタリア人がス
ペインやフランス、イギリス、ドイツなどにそんなことを誇らない。もしそんなことをすれば、笑い
モノになることが明らかだからだ。
それにローマも神話と軍隊組職、建築術などを含む代表的で太めな基本文化は、ギリシアやオリエン
トから取ったものなどが多い状況だ。今になって一体、誰が誰から学んで教えたと言い張ろうか。
無価値な慢心は隣りを不快にさせる。日本の明治時代や韓国の日帝時、「ハイカラ」に代表される洋
食を食べた人々の浅薄な慢心は、今も社会諷刺の代表的な事例として残っている。
いくら隣りに息苦しくてうるさいと言っても、お互いの自尊心まで触れれば帰って来るのはもっと大
きな侮辱だけだ。その上にお互いを理解しようと努力する良識ある人々までも落胆させてしまう。そ
うでなくとも、日本と韓国は従軍慰安婦、過去問題、独島問題などで風通しがよくない。お互いに指
差して、自分の主張を言うだけ、大部分相手の言葉に耳を傾けない。
それに両方は長い間、近くで暮したにもかかわらず、お互いをあまり知らない。それだけでなく、も
っと恐ろしいことはお互いを知ろうともしないという事実だ。隣りと疎通ができなくて暮すというこ
とは不幸な事だ。それに引っ越すこともできない境遇に置かれた隣りとお互いを扱き下ろすだけで残
るものは何だろう。両国の時計がまた20世紀に回帰しないことを望むばかりだ。
以上