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教育長発言への朝鮮学校抗議
下関市長が「非常識」
下関市の嶋倉剛教育長が日本の朝鮮半島に対する植民地支配について
「植民地支配は歴史的事実に反する」 と発言した問題で、山口朝鮮学園の人たちが
市役所で発言に抗議する活動をしていることについて、江島潔市長は7日の定例記者会見で、
「迷惑なのでいい加減にしてほしい」 と述べ、嶋倉教育長には
発言の撤回や謝罪を指示しない意向を改めて示した。
会見で江島市長は、今月3日から続く学園側の抗議について
「大人数で来ることは想定しておらず非常識。数の力に屈することはありません」
と述べ、嶋倉教育長に対しては 「慎重に発言するよう口頭注意している。
これ以上マスコミに出るような場を積極的につくりたくない」 と話した。
学園側は6月26日の教育長の発言を受け、3日に同学園が運営する
山口朝鮮初中級学校の関係者約70人が撤回と謝罪を求める申入書を市教育委と市に提出。
4日には回答を受け取るため約30人が訪れたが教育長側は面会を拒否した。
この後も学校関係者らは市役所を訪れ、教育長との面会を求めるなどしている。
嶋倉教育長の発言を巡っては、堀内隆治・前下関市立大学長らが、発言の撤回を求める申入書を提出。
民主党県連も発言撤回と謝罪を求める決議を採択した。
7日は社民党県連合代表の佐々木明美県議も市役所を訪れ、
市長と教育長あてに発言の撤回と教育長の辞任を求める申入書を提出した。
市民らからは賛否両論が寄せられ、反響が続いている。
朝日新聞山口県東部版 7月8日 朝刊より
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