【台湾】外交部、「『訪台』を『訪華』に改める通達は、ひとまず適用延期」と方針急転換[06/06]

1 ：´◇｀）＜誤訳あったらごめん。＠シャイニング記者。φ ★：2008/06/07(土) 00:55:12 ID:???

政策急展>> 訪台を訪華に改める政策　外交部長が積極的に火消し
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外交部の政策が急ハンドルをきった。
外交部は5月30日に在外公館に対して「今後、公文書では『訪台』に代わり『訪華』を使うこと」
という通達を出したが、欧鴻鏈外交部長は昨日午前、これは新政権の過渡的な措置であり、
今後上層部で統一すると説明した。
しかし午後になると、これは国内での統一認識が得られるまで「しばらく適用を見合わせる」
とメディアに語った。

外交部は5月30日、在外公館に対して「国外の来賓が来訪する際に、公文書では『訪台』ではなく
『訪華』を用い、対岸のことも『中国大陸』あるいは『大陸』と呼ぶこと」と通知した。
欧鴻鏈外交部長は昨日午前、この通知は新政府で基調政策として調整したが、
総統府ではまだ統一されていないことから、外交部の「便宜的で過渡期の」措置だと説明した。

欧鴻鏈は、この通知は政府の基調政策であり、正式国号を使うことがふさわしいと強調した。
また、対岸の呼称を『中国大陸』あるいは『大陸』とすることについては、
これによって「2つの国」という印象形成を避けるものだという。
もし対岸を『中華人民共和国』と呼べば「一辺一国」(*1)になってしまうので、
『中国大陸』と呼ぶほうがふさわしいという。

欧鴻鏈によると、この通知を出す前に総統府に伺いを立てたが、
他の部や会でも同様な問題を抱え、総統府に「呼称」の統一を働きかけており、
既にトップレベルでこの問題を研究している状況だという。
在外公館から疑念や反発があったかどうかについて欧鴻鏈は、
この通知を出した後、在外公館からの意見というものは直接外交部には届いていないが、
もし『訪台』を使う在外公館があったとしても是正させたりせず、トップの決定を見守るという。

ところが、昨日14時になって再びこの問題についてメディアが質問したところ、
欧鴻鏈は「現在の政府は常に民意を大いに汲み取る」と述べ、
外部からこの件に異なる意見がある以上、「多くの反対意見も聞く」として、
在外公館に対して「この通達は当面の間適用を見合わせる」という指示を発し、
国内でのコンセンサスが得られるのを待つという。

また、欧鴻鏈は5月30日の通達について、決して在外公館の職員が『訪台』という
言葉を使うことを禁じたわけではなく、「柔軟な運用が可能だ」と説明した。
以前、民進党が政権党だった頃は、「私が在外公館にいた頃は『訪台』を使うよう指示があったが
そのことについて当時国内でコンセンサスが取れていたかどうか、私は知らない」
と述べた。
[ 台北報道／記者：王光慈 ]
（06/06 02:42）

★ ソースは、聯合報 [台湾] とかから訳。
http://www.udn.com/2008/6/6/NEWS/NATIONAL/NAT1/4372747.shtml　（中国語・繁体字）

★ 訳註。
(*1) 直訳すると「（二つに分かれたものの）一方が一つの国であり、もう一方は別の国である」。
　　もっぱら、2002年に陳水扁総統が発言した「台湾は一つの主権独立国家である。
　　簡潔に言えば、台湾と対岸中国は一辺一国に明確に分かれている」を指し、
　　台湾と中国が別々の国である状態を表現するもの。
　　当時、国民党などは、両岸関係に緊張をもたらすものだとして非難した。

★ 関連スレ。
【台湾】外交部、「外国要人が台湾を訪れることは『訪台』ではなく『訪華』と言うように」と在外公館に通
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1212682168/
とか。