鳥インフル感染疑いの兵士、不顕性感染の可能性も
【ソウル22日聯合】高病原性鳥インフルエンザに感染した家きん類の殺処分作業に加わり、
同型ウイルスに感染した疑いで隔離治療を受けている兵士は、感染したにもかかわらず感染症状を示さない
「不顕性感染」の可能性があるという見方が出ている。
疾病管理本部が22日に明らかにしたところによると、保健当局が兵士の可検物から分離したウイルス抗原の一部を
数十万倍に増幅する1回目のポリメラーゼ連鎖反応を実施した結果、大流行を起こすA型インフルエンザウイルスの
中でも高病原性に分類されるH5型のウイルスが検出された。これは、体内に鳥インフルエンザウイルスが入ったものの、
大きな害を与えず消失する可能性があるとの意味に受け取れる。
この兵士は抗生剤治療を受け、現在は熱も下がり体調は日常生活を送れるほどに回復している。
また、殺処分現場に向かう前から風邪の症状をみせていたとされ、単なる細菌性の肺炎である可能性も高い。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2008/04/22/0200000000AJP20080422002900882.HTML