【社会】「在日だったことが恥ずかしいのですか?」と山野氏…元在日と書かれて“名誉毀損”と『マンガ嫌韓流』を訴えた織原城二[3/27]

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1諸君、帰ってきたで?φ ★
 ルーシーさん事件の織原城二被告(55)がアチコチで名誉毀損の訴えを起こしている。本誌も起訴されて
目下係争中だが、裁判傍聴記をブログで紹介している「霞っ子クラブ」に訂正を要求したり、“在日”と書いた
漫画の版元と作者も提訴しているのである。

 昨年4月、織原被告に下った一審判決は、無期懲役。英国人女性ルーシー・ブラックマンさんの件に関しては
「直接的証拠がない」という理由で無罪を言い渡したが、残り8人の女性に対する暴行、及び豪州人女性への
準強姦致死に対しては有罪判決が下ったのは、ご承知の通り。
 織原被告は、即日控訴したが、その一方、事件を報じたマスコミなどを名誉毀損で訴えているのである。
本誌へは2つの訴えを起こしたが、1件は一審で本誌勝訴。もう1件は裁判中である。

 裁判傍聴ブログで人気の『霞っ子クラブ』にも判決後に通告があった。「名誉毀損に当る部分があるので
修正してほしいといってきたんです」とは、『霞っ子クラブ』のメンバー・高橋ユキさん。

 「彼の弁護士のことを“おじいちゃん弁護士”と書いたのを“おじいちゃん”という表現を取れと言ってきたり、
意識のない女性と“アナルプレイ”をした、と書いた部分を“アブノーマルプレイ”を行っていたと書き換えろ、と
言ってきたんです。何のことかわからなくなると思いましたが、面倒なことになるのもいやなので削除しました」

 一方、今年1月末に訴状が届いたのは、マンガ『嫌韓流』の版元である晋遊社と作者の山野車輪氏である。
『嫌韓流』は、これまで自虐史観で語られてきた日韓史を、山野氏が本当の歴史として描いたマンガだが、
大反響を巻き起こし、「シリーズ3部累計で78万部の売り上げ」(担当者)というほどの大ヒットになったが、
訴えられたのは3作目である。

 「びっくりしました。だって彼がこのマンガに出てくるのは、たったの1ヵ所なんですからね」とは山野氏本人。
訴えられたのは次の部分である。

 ―そして海外でも有名な織原城二は…1992年2月から2000年7月の間に白人女性ら10人をマンションに
連れ込んで意識を失わせ強姦し、そのうち2人を死亡させたとして有罪判決を受けた
 ―織原って日本人では?
 ―いや実は彼は…元在日なんだ

 山野氏は続ける。
 「向うは2人死亡させたという記述は、名誉を傷つけるために煽情的な効果を狙ったといっています。
確かに判決は1人の致死罪だけです。でもこれは単純ミスで名誉を毀損するつもりはない。次に“有罪判決”
という部分はまるで判決が確定した印象を受けると、主張しています。でも日本は三審制というのは小学生
でもわかることですよ」

 さらに“在日”と書いたことはプライバシーの侵害にあたり、名誉毀損だと主張している。
 「しかし、ある人の国籍を述べることは名誉毀損なんですか?彼は在日だったことが恥ずかしいのですか?
彼の考え方はおかしいですよ」

 山野氏は裁判では、堂々と主張していくという。

ソース(週刊新潮 4/3号 56ページ)