日本現象/韓流退焼 日流大反攻
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/mar/18/today-int7.htm 一応、翻訳提供
【日本の「韓流の冷化/日流の大反攻」現象】
日本のマンガ、小説、映画はここ数年来韓国で非常に人気があり、
誰にも止めることができない1つの「日流」を形成し、影響力は
驚異的だ。その一方で、アジア各国を風靡した「韓流」は日本で
次第に熱が冷め、現在韓国では既に日本の小説やアニメを題材に
した映画が徐々に増えており、それが日本市場へスムースに進出
するための更なる足がかりになることを望んでいる。
小劇場が林立している韓国ソウルの「大学路」は韓国の若者の流
行文化の発信地で、雰囲気は東京の下北沢に似ており、ここにも
日本の有名な「メイド喫茶」がある。6年前に大学路に開店した
「Flying Needle」は、来客数が月平均で8000人あり、店のある
18歳のメイドはイキイキと「ロールプレイは日本発祥で今や全世
界共通の文化になりました」と述べた。
(つづく)
(
>>56 の つづき)
日本の「読売新聞」17日報道によると、韓国政府は1998年に日本
のビデオソフトと出版物を解禁し、消費能力のある韓国の20歳前
後の若者層にとって、日本のアニメ・漫画は子供の頃の大切な思
い出のようなもので「日本文化」が産んだ親近感に彼らはお金を
費やすことをいとわなかった。韓国で2006年に出版されたマンガ
のうち、韓国語に翻訳された日本マンガは約7割を占める。中で
もワインを題材にした日本マンガ「神の雫」は100万部の大台を
超えるベストセラーマンガとなるだけではなく、韓国でワイン
ブームを巻き起こした。
他にも、木村拓哉に限らず日本の有名俳優が主演する日本映画が
韓国の多くの若者から好感を得ている。日本の小説も同様に歓迎
されている。韓国最大の書店「ギョボグァンファムン」において、
日本小説の翻訳はランキング100のうち、2003年の15冊が、去年47
冊にまで増加し、既に韓国小説を上回っている。
その一方で、2003年に韓国の連続ドラマ「冬のソナタ」によって
日本で起きた「韓流」は次第に減衰し、名実共に「寒流」と言う
ことができる。韓国のドラマ輸出は2005年の23億台ドル (約75億
円) をピークに、2年後には約68%暴落。同じ年間の指標における
日本側の輸出額比では1年前から約82%滑落した。衰退のピンチを
救うために、韓国政府は既に「映画発展基金」を通して約93億台
ドル (約304億円) を拠出して海外放映工作を後押しし、韓国映画
は日本の小説やアニメから知恵を借り始め、日本の映画ファンの
心を再び虜にしたいと思っている。