ソース:聯合ニュース(依頼スレ229さんの依頼で記者がハングル記事を翻訳)
http://app.yonhapnews.co.kr/YNA/Basic/article/search/YIBW_showSearchArticle.aspx? searchpart=article&searchtext=%ec%84%a0%ec%a0%95%ec%a0%81&contents_id=
AKR20080305084200041
インターネット記事を利用する閲覧者たちが同じメッセージの記事を読んでもどういった
見出しとコメントを読むかにより記事の理解度や回想、評価等が変わるという研究結果
が出た。
ソウル大言論情報学大学院のヤン・ヘウォンさんは最近”インターネットニュースの見出し
とコメント種類によるニュースの理解度、回想、評価等の差に関する研究”という題目の
修士学位論文でこのように明らかにした。
論文によれば見出しとコメントの種類による相互作用効果が現われ、エロチックな見出し
と低質なコメントを同時に読む場合、記事の理解度は極端に落ちると判明した。これは
記事を理解するのに見出しが決定的な役目をしており、低質なコメントがエロチックな
見出しと結合した場合、記事内容を誤解してしまうことを意味するというのだ。
またエロチックな見出しと低質コメントが同時に走った記事を見る場合、記事の質に対す
る評価が大きく落ちることが調査された。興味の面でもエロチックな見出しと低質コメントが
走った記事の興味等が違う記事と比べ統計的に意味のある差は現われなかった。
一方理解度と違い、記事内容を憶える回想等はエロチックな見出しを見るとか低質なコメ
ントを読んだ場合、注目度がさらに高くなりもっと多くの量の記事内容を憶えることが把握
された。
ヤンさんは「インターネットニュース記事の見出しが単純に多くの人々の関心(クリック)を
受けるためエロチックへと流れ、コメントによってインターネットは私たちの社会の前向きな
公論の場ではなく、感情表出と卑俗語が横行した空間を作りだしニュースを利用する人々
にとってニュースを不正確に理解してしまうという憂慮を多くの部分で立証した」と語った。
また「前後文脈の見境なしに、見出しを勝手に変更することや最初の見出しを興味を誘発
することに焦点を合わせて使うことは、ニュース閲覧者の理解度や記事の評価に大きな
影響を及ぼすという事実を承知しなければならない」と付け加えた。
今度の実験は2007年10月5日から始め、10月24日まで被験者124人(男性 45人、女性 79人)
を相手に成立した。被験者をエロチック・客観的見出しと低質・良質のコメントが走った4種類
の記事を体験群で分類した後に、健康、生活・情報、社会・政策、美容記事を読むようにする
二元変量分析方法が活用された。