韓国入管、密入国ブローカー7人を検挙
ソウル出入国管理事務所は先月29日、数十人の外国人を不法入国させていた疑いで、
チョン某(33)、イ某(33)の両容疑者など密入国ブローカー7人を検挙した。
同事務所によると、チョン容疑者らは外国人労働者の派遣契約書などを偽造し、
昨年6月から最近まで、フィリピン、ウクライナ、中国などから59人を密入国させていた疑いが持たれている。
これまでの捜査で、チョン容疑者らは外国人を密入国させるため、
廃業した風俗店の事業者登録証や代表者の印鑑を使い、
外国人労働者の派遣契約書を偽造して映像物等級委員会に提出し、入国推薦書を受け取っていたことが分かった。
また、ビジネス目的で韓国へ入国するように見せかけるため、
事業者登録証明書、納税証明書、身元保証書などの書類やパスポートを偽造していた。
さらに、チョン容疑者の事務所から押収したパソコンからは、
外国人がナイトクラブでわいせつなショーを行う様子を録画したビデオ映像3点が見つかったという。
出入国管理事務所の関係者は
「ブローカーらがPR用に制作したとみられるビデオ映像には、
ウクライナ人の男女3人が半裸でショーを行う様子が収録されていた。
このように、不法滞在の外国人にわいせつなショーをさせていた容疑や、
密入国ブローカーの組織についての捜査を今後進めていく」
と話している。
ソース:朝鮮日報/朝鮮日報JNS
http://www.chosunonline.com/article/20080301000044