【週刊現代】ひそかに上陸、国産に偽装して体内に侵入…殺人餃子より怖い「産地表示なし」中国産“猛毒”食品リスト[02/07]

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1ニライカナイφ ★
◆「産地表示なし」中国産“猛毒”食品リスト
 〜殺人餃子より怖い!ひそかに上陸、国産に偽装して体内に侵入

■輸入業界では昨年秋から危険視していた

「実はわれわれは昨年秋から業者向けに内々で、まもなくとんでもない中国産餃子が
日本に出回るだろうと警告してきました。中国では旧正月(今年は2月7日)」に
餃子を食べる習慣がありますが、今年は中国国内用の餃子の需要が増大したため、
餃子の具が不足し、現地の工場は、それこそどんな危ないブローカーからでも
原材料を買い漁っていました。今回の“農薬餃子”事件は、起こるべくして起こったのです」

こう証言するのは、中国河北省の『天洋食品』と取引がある大手商社の中国産食品輸入担当者だ。
『天洋食品』が生産した冷凍餃子を食べた千葉県と兵庫県の住人10人が、強い食中毒の症状を
訴えた事件は、餃子の具から有機リン酸系の農薬成分メタミドホスが検出されたことで、
千葉県警が殺人未遂事件として捜査する事態に発展した。
全身麻酔状態に陥った47歳の女性、食べて30秒で卒倒した18歳の青年、
そして担当重体に陥った5歳児…。被害は全国に拡大し、騒ぎは広がる一方だ。

冒頭の中国担当商社マンが続ける。
「天洋食品の工場では、若い女工をタコ部屋のような不衛生な宿舎に住まわせ、
朝7時から夜9時半までほとんど休みなくブッ通しで働かせていました。
従業員は一応、手と髪を洗って工場に入りますが、日本の基準で言えば不衛生なことこの上ない。
この工場から加工食品を輸入していた『ジェイティフーズ』にしても『加ト吉』にしても、
駐在員を常駐させて、日々厳しく抜き打ちチェックをしていれば、悲劇は防げたはずなのです」

天洋食品では、餃子だけでなく、豚肉加工品を中心に計41品目、2538tもの加工食品を、
過去1年あまりで日本に輸出していた。
輸入業者は、ジェイティフーズや加ト吉、味の素など19社にのぼる。
『知らずに食べるな!「中国産」』の新著があり、本誌でたびたび中国産野菜の危険性を
追求してきたジャーナリストの椎名玲氏が警告する。

「中国で天洋食品だけが“毒薬食品”を作っていたとはとても思えず、中国産の食品はすべて
疑ってかかったほうが賢明です。なかでも特にやっかいなのが、ひそかに日本に上陸し、
国産に偽装してわれわれの体内に侵入する、いわゆる“隠れ中国産食品”です。
コンビニや居酒屋チェーン、デパ地下、惣菜屋などで出回っている食品の多くは、
使用した農薬などまったく不明な中国産食品を大量に使っているからです」

椎名氏が指摘するように、カット野菜をはじめ、いろいろな総菜が組み合わさって
調理されているものは、一つの食材が全体の5割を越えていなければ、産地表示の義務はない。
また、また、デパ地下のような対面販売の場合、売り手側が商品について説明する
タテマエになっているため、やはり表示義務がない。
だが、デパ地下でいちいち食材の説明などしている店員などいないのは、周知のとおりだ。

■週刊現代 2月16日号(163〜165P)※記者が購入した号からテキスト起こし

(※>>2へ続きます)