【中国】ギョーザ問題発覚後、中国の地元各紙が初の報道 「問題はみつかっていない」との記事で市民らから批判の声あがる[02/01]

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1西独逸 ◆jsuaGAIDa2 @西独逸φ ★
中国製の冷凍ギョーザによる中毒問題で、ギョーザを製造した「天洋食品」がある河北省石家荘市の地元
各紙は1日、新華社電などを引用する形で、今回の問題を初めて報じた。

ただ、「ギョーザに問題は見つかっていない」との趣旨の記事で、市民の間では「それならきちんと説明しては
どうか」と、天洋食品を批判する声も挙がっている。

地元紙、燕趙都市報の記事は、「日本に輸出された『問題ギョーザ』から問題は見つかっていない」との見出し。
1月31日の国家品質監督検査検疫総局の発表を基にしており、「農薬成分は見つかっておらず、製造記録も
完全だ」などと、会社側に立った記事となっている。

問題の発覚後、天洋食品の正門前には連日、日本や香港などの報道陣が集まり、1日朝も約50人が詰め
かけた。だが、同社はこれまで一切取材に応じていない。市民らは問題についてまったく知らされておらず、
「何があったのか」と、市民50〜100人が報道陣を遠巻きにする状況が続いていた。

新聞記事を読んだ男性(45)は、報道陣が社内に入れない様子を見て、「この記事の通りなら、中に入れて説明
すればいい。それができないのは何か後ろめたいことがあるからだろう」と批判。別の男性は「天洋食品は、地方
から来た若い女性たちを、月1000元(約1万5000円)で1日10時間以上働かせていた。昨年末には一部従業
員が突然解雇され、問題になった」などと打ち明けた。

また、20代の男性は「友人が天洋食品の敷地内の寮に住んでいるが、命令で外に出られないそうだ。その理由が、
この記事でやっとわかった」と話していた。

ソース
読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080201-OYT1T00299.htm?from=main2