★被害額3億!窃盗犯1000件の盗み自供
三重県警に窃盗容疑などで逮捕された韓国籍の住所不定、無職呉信次被告(40=窃盗罪などで公判中)
らが調べに対し「東海、近畿の2府6県で自動車盗や車内荒らしなど約1000件の盗みをした」と供述している
ことが8日、分かった。
呉被告は、住所不定、無職の男2人と窃盗団を組み、路上や民家の駐車場などの車を狙った盗みを
繰り返しており、県警は大阪府警、奈良県警と共同捜査。計約3億1800万円の被害を確認した。
三重県警によると、呉被告とほかの2人は覚せい剤使用の仲間で、2人は大阪府警に窃盗容疑などで逮捕された。
呉被告は昨年9月に車内荒らしで盗んだクレジットカードを、三重県朝日町で不正に使用した詐欺容疑で
今年3月に逮捕、起訴。呉被告らはその後の調べに、05年10月から今年2月にかけ、東海、近畿の8府県
で車を盗み、カーナビやタイヤホイールを取り外し売却した、と供述した。
3人は車のキーボックスを細工して、人目のつかない山に移動させて解体。目当てのカーナビなどの部品だけ外し、
車両は放置していた。
盗品は大阪や愛知の業者に売却、覚せい剤購入費や3人の移動費に充てていたという。
(2007年12月8日16時51分)
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20071208-293075.html