【北朝鮮問題】参議院、対北朝鮮制裁の半年延長を承認　共産･社民両党は反対 [11/14]

社民･共産の本性が現れて来た様ですね(・ω・)/

「昭和史の授業」（鷲田小彌太／PHP研究所／2004年7月20日第1版第1刷発行）
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●【第７章】第２次大戦・敗戦による「戦後」問題の推移
●４　勝利した思想と運動　p.165　・仮面をかぶった平和主義
　マルクスが始め、レーニンによって磨かれたマルクス主義＝共産主義は、
平和主義を標榜します。しかし、革命という名の解放戦争（闘争）を
何よりも推し進めます。つまり、善い戦争、正義の戦争です。従って、
帝国主義に対する戦い（反帝･民族解放闘争）、資本家や地主に対する戦い
（反権力闘争）は、全て正しい義にかなった「戦争」です。帝国主義や民族
資本や地主が、全て戦争の種をまく好戦勢力、という事になります。
　戦後の戦争の種をまくのは、すべてアメリカとそれに従う反共勢力である。
彼らは平和の敵である。これが、モスクワと北京の指導者の思想であり、
日本の平和主義者も全く考えを同じにしました。マルクス主義･共産主義の
革命戦術にとって、平和主義には2つの側面があります。1つは、戦う相手を
平和主義によって武装解除するのです。日本の平和主義者は、日本が自国の
防衛の為に必要な最小限度の軍事力を持つ事さえ禁じようとします。
非武装の国を侵略する程、簡単な事はありません。

　もう1つは、共産ロシアやシナとその同盟国の戦争は、全て、平和の為の、
人類解放の為の戦争で、善い戦争、肯定されるべき戦争になります。
反共アメリカやその同盟国の戦争は、全て悪い戦争、否定されるべき
憎むべき戦争です。彼らを最終的に葬り去らない限り、
戦争の種は尽きない。こういう事になります。
　実際、日本の平和主義者達は、アメリカの核実験に対しては猛反対
しました。所がロシアやシナの核実験に対しては、沈黙するのです。
シナの核実験に反対するのは、モスクワ派の平和主義者です。
　確かに、平和主義とは、誰でも賛成出来る、誰も反対し難い「言葉」
（スローガン）です。しかし、平和主義が戦争を生み拡大する種になる事は、
第1次大戦後の経緯に関して、詳しく述べた通りです。