【中国】中国のGDP3兆ドル、独抜き世界3位に浮上へ=東方早報[10/26]

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569<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん
日本政府・日銀・財界がわざわざ内需を抑制してまで
デフレ維持政策(実質成長率>名目成長率)を維持しなきゃ逝けない理由。

名目GDPと財政
http://www.dir.co.jp/research/report/harada/06032401harada.html
>◆名目GDPが増大することが、財政にどのような影響を及ぼすかについては2つの考え方があ
>る。第1は、名目GDPの上昇が税収の増大を通じて財政赤字を縮小するという考えである。第2
>は、名目GDPの上昇が金利を上昇させることを通じて国債の利払いを増大させ、かえって財政赤
>字を拡大してしまうという考えである。

>◆本稿の試算によれば、国債残高が膨大なものとなっている状況でも、名目GDPの増大が税収を
>増大させる力は、金利上昇が利払い負担を増大させる力よりも長期的には大きい。税収を増大さ
>せる力は等比級数的に上昇するが、利払い負担を増大させる力は等差級数的にしか増大せず、
>やがてゼロになってしまうからだ。しかし、短期的には、名目GDP成長率の上昇が金利上昇を通じ
>て引き起こす利払いの増加額は、名目GDP成長率の上昇がもたらす税収の増加額を上回る。

名目成長率と長期金利
http://www.dir.co.jp/publicity/column/060206.html
>また、財政収支や政府債務の規模の比較は、一般的に経済規模(名目GDP)に対する比率を用い
>るため、名目GDPの変化も重要な要素となる。基礎的財政収支が目標に沿って改善していくなら
>ば、名目GDP成長率が高く、かつ利払い額が小さくなるほど、政府債務残高対名目GDP比率はよ
>り抑制されやすくなる。現在、政府債務問題において話題を集める名目GDP成長率と長期金利の
>関係は、政府債務に対する利払い額が長期金利に等しいとみなすことで導かれる。

>主要先進国(独自の通貨を有する先進10カ国及びドイツ、フランス、イタリア)において、1961年以
>降の名目GDP成長率と長期金利の関係を比較すると、実質成長率が高くなるほど、政府債務残
>高の抑制にとって好ましい「名目成長率>長期金利」が成立する事例(年数)は増大する。例えば、
>実質成長率が 2%以下のケースでは成立事例が18%に過ぎないが、実質成長率が5%超のケースで
>は91%がこれに該当する。

名目GDPと実質GDPの推移
http://www.economate.net/GDP_42_GDPN_DAT.htm

要するに個人消費や投資活動が活発化して国内景気が過熱して名目成長率>実質成長率になって
その結果国債の長期金利>名目成長率(要するに税収の伸び)になってデフォルトに陥るのを恐れてるんだな。
消費税増税や労働分配率下げてるのもその為。
本来なら個人消費が低迷してるデフレ不況期にはやっては逝けない政策。
だけど日銀がインフレ抑える為に金利上げたらどうするんだろうな?
日米金利差が縮まれば確実に円高になる。
外需頼み、円安頼みの政策自体が成り立たなくなる罠。
更に円キャリ解消で資金の逆流が起これば・・・
国債金利高騰するな・・・