★韓米牛肉交渉今日から…米、全面開放要求
新しい米国産牛肉輸入条件を決めるための交渉が始まる。
農林部は11日午前10時から安養(アニャン)国立獣医科学検疫院で韓米牛肉検疫専門家協議が行われると
明らかにした。12日まで行われる今回の協議に、韓国側ではイ・サンギル農林部畜産局長ら5人が、米国側
からはランバート農業部次官補ら8人が出席し「赤身だけ、30カ月未満」という現行の輸入衛生条件について
論議する。
この協議は5日、米国産牛肉で現輸入衛生条件上、狂牛病危険物質(SRM)である背骨が発見された直後、
米国側が提案したのを韓国側が受け入れて実現する。
これを受けて36の農業関連団体で構成された韓米FTA農畜水産非常対策委員会はこの日、交渉会場である
検疫院の前で米国産牛肉検疫のずさんさを糾弾し、協議中断を促すデモを行う計画だ。
今後の交渉で米国側は5月、国際獣疫事務局(OIE)が指定した「狂牛病危険統制国」の地位を掲げ「OIEの
規定どおり年齢、部位に関わらず、すべての牛肉商品を輸入せよ」と要求するものと予想される。OIE勧告
指針によると「狂牛病危険統制国」の牛肉の場合、交易過程で原則的に年齢と部位に制限を受けないからだ。
これに対して韓国側は狂牛病危険物質(SRM)としっぽ、内臓、脚の骨など副産物は輸入しないことや、
「30カ月未満」という年齢制限規定も固守するという立場を明らかにするとみられる。
政府は検疫専門家会議を通じて集めてきた各部位別狂牛病危険程度や他の国の事例などに関する情報、
これまでの現場調査など輸入危険評価過程で指摘された▽履歴追跡制度の未備▽飼料政策上、狂牛病
汚染の可能性−−などを米国側に根拠として提示するということだ。
しかし狂牛病危険が相対的に小さい一方、交易上価値が高いカルビの場合、今回の輸入条件改定を通じる
開放はさまたげられないもようだ。
(中央日報 2007.10.11 09:39:50)
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=91859 (関連スレ)
【韓国】米産牛肉からまた特定危険部位[10/05]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1191571587/l50