ハンナラ党の韓国大統領選候補を北が「毒草」と非難
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070829id22.htm 【ソウル=竹腰雅彦】
ラヂオプレス(東京)によると、北朝鮮の祖国平和統一委員会のウェブサイト「わが民族同士」は29日、
韓国大統領選で保守系最大野党ハンナラ党の公認候補に選ばれた李明博(イ・ミョンバク)前ソウル市長(65)を
「毒草」になぞらえ、非難する論評を掲載した。
北朝鮮が李氏の同党公認候補選出に言及したのは初めて。論評は李氏が「南北首脳会談に反対し、
同族対決を追求する挑発的な妄言をわめき立てた」などと非難。「民族の和解と統一の花園を
使えなくする毒草は、適時に抜いてしまうべきだ」とし、李氏を毒草に例え、排除を求めた。
李氏は世論調査の支持率が50%を超え、現時点で大統領選レースのトップを走っている。
対北融和政策に批判的なハンナラ党政権阻止を目指す北朝鮮は、李氏への攻撃をさらに強めるものとみられる。
(2007年8月30日1時22分 読売新聞)