野党ハンナラ党の李明博(イ・ミョンバク)大統領候補は22日、ソウルの明洞聖堂を訪れ、チョン・ジンソク
枢機卿を表敬訪問した。その席で李候補は「1年間に中絶を行う人が45万人もいる。授かった子どもをきち
んと産みさえすれば、出生率の問題は解決できる。中絶された45万人の胎児もとても貴重な生命だったは
ずだ。1年に45万人の生命が奪われる国が、幸せな国だといえるのか。決してそうではないと思う」と述べた。
これはチョン枢機卿が「経済的な問題を強調して子どもを産もうとしない近ごろの風潮は問題だ。産児制限
のような措置は人間の生命に対する操作であり、根本的にあってはならないことだ」と述べたのに対する発言だ。
李候補はまた、「5歳までの子どもの医療費や保育費を国が全額負担することを公約に盛り込むつもりだ。
これは3兆ウォン(約3670億8313万円)の予算を節約しさえすれば可能になる」と語った。
http://www.chosunonline.com/article/20070823000044