「服を着ない叔父さん」、新聞登場で一躍有名人
http://www.bangkokshuho.com/news.aspx?articleid=3128 スーパーで買い物中のチャルムスットさん
http://www.bangkokshuho.com/news/temp/thumb_160807012028062.Jpeg 東部ラヨン県バンチャオ郡で「服を着ない叔父さん」として知られていたチャルムスットさん(66)が
タイ語新聞に登場したことで、全国的な有名人の仲間入りをすることになった。
チャルムスットさんは8歳の時から上半身裸で暮らすようになったという。これまでにも服を着ようと
したことは何度かあったが、その度に、身体が痒くなり、圧迫感・脱力感に襲われたそうだ。
チャルムスットさんは、どんなに暑くても、寒くても、裸のまま。また、スーパーマーケットに買い物に
行くときはおろか、結婚式でも、葬式でも、どんな公式の場でも、服はぜったいに着ないという徹底ぶりだ。
ただ、地元ではチャルムスットさんは有名人のため、そのことを「非常識」と批判する者は誰もいないという。
そんなチャルムスットさんであるが、1度だけ、洋服の着用を義務付けられたことがある。
身分証明書の更新時だ。写真撮影にあたり、「上半身裸はダメ」といわれ、役所にあった
洋服を着るよう指示された。しぶしぶ従ったものの、撮影終了と同時に脱ぎ捨てている。
娘さんらが上質の布のシャツを買ってくることもあるが、そのまま、親戚や貧困者にあげてしまうという。
なお、同県保健所のウィワット医師は、強い日差しを長時間、直接肌に受けることは皮膚がんの
可能性があるとして、日中の外出時だけは洋服を着るようアドバイスしている。