★あすから南北将官級会談、共同漁労や緊張緩和策協議
【ソウル23日聯合】第6回南北将官級会談が24日午前10時から3日間の日程で、板門店韓国側区域の
「平和の家」で開かれる。5月の第5回将官級会談で合意した▼黄海での共同漁労の実現▼北朝鮮の民間
船舶の海州港直航問題▼京義線・東海線の通行、臨津江の水害防止、漢江河口の骨材採取など南北間の
経済協力・交流に向けた軍事的保障問題――などが話し合われる予定だ。
南北は第5回会談後、合意事項に対する履行問題を話し合うためにこれまで軍事実務会談を3回開催したが、
北朝鮮が黄海の北方境界線(NLL)再設定の問題にこだわり続けたため、これといった進展はないままだ。
韓国が合意事項の履行過程において従来のNLLを必ず順守すべきとする一方で、北朝鮮はNLLの再設定が
前提とならなければならないという立場だといわれる。北朝鮮は特に16日の軍事実務会談で、NLLの南側に
ある延坪島から白リョン島にかけての水域を共同漁労水域に設定するよう提案し、NLLの事実上の無力化を
図ろうとしたとされる。このため今回の将官級会談でも、北朝鮮が黄海の境界線再設定など従来の主張を
繰り返せば、目覚ましい成果を得るのはたやすくないとみられている。
また、北朝鮮はこのほど北京で閉会した6カ国協議で核施設の無能力化など6カ国協議合意の履行に積極的
な意志を示しており、こうした核問題の進展が南北軍事会談にどのような影響を及ぼすかも注目を集める。
国防部当局者は、核問題と南北軍事会談は直接の関連はないとしながらも、「核問題の進展が肯定的な影響
を及ぼし、北朝鮮が積極的に出る可能性もあるのではないか」と注意深く話している。
会談の首席代表は初顔合わせとなった第5回会談と同じく、韓国からは国防部の鄭承兆(チョ・スンジョ)政策
企画官、北朝鮮からは金英徹(キム・ヨンチョル)朝鮮人民軍中将が務める。
(聯合ニュース 2007/07/23 16:03 KST)
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2007/07/23/0200000000AJP20070723001100882.HTML (関連スレ)
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