SEXフォン事務所を摘発、女子大生らが連行
http://www.bangkokshuho.com/news.aspx?articleid=2664 6月26日午前6時ごろ、バンコク都内ラチャダピセク通りのムアンタイパトラ・コンプレックスタワー
12階の事務所が警察の捜索を受けた。
同事務所では「SEXフォン」サービスを提供。警察が踏み込んだ時、女子大生アルバイトなど14人の
女性オペレーターがそれぞれのデスクに座っていた。机は仕切りで区切られており、普通のオフィスと
変わらない様子であった。
警察は、同事務所のマネージャーであるナタポン(22)を逮捕するとともに、電話機、コンピューター
などの備品を押収。さらに、女性オペレーターら事務所にいた者全員を警察署に連行した。
なお、ナタポンの容疑は第3者の性的欲望を満たすことを目的としてわいせつサービスを提供したという
ものだった。
警察署での取調べで、オペレーターのアルバイトをしていた有名大学4年生のアムさん(仮名・22)は、
「お金が必要だったけど、パブやビヤホールでは働きたくありませんでした。ここは、友人に紹介されました。
身体を売る必要はないし、また危険でもないため、気に入っていたのですが……」と供述していた。
ここでの勤務は3交代制で、1勤務8時間。アムさんは、午後10時から午前6時まで働き、それから
大学に行っていたという。日当は200−300バーツ。月に6000バーツ程度になったとのことだ。
また、アムさんによれば、「電話をかけてくる人の95パーセントは女性に艶かしい声やあえぎ声を
出すよう要求してきます。ただ、事務所側は女性に対して無理に応じるよう強制してはいませんでした。
私はそういうのが苦手だったので、もう一度かけ直すようお願いして、別の女性に回していました」
とのことだ。
多くの男性は、平均で2時間。中には5時間以上話す者もいたという。事務所の規則として、1日の
通話時間が300分を超えると、特別手当が付くことから、女性らは極力話を引き伸ばす工夫をしていたようだ。
警察ではナタポンのほか、同事務所の所長、エクアナン(52)も逮捕したが、両名とも、
「女性オペレーターには世間話をするよう指示していた。何か特別な会話をしていたとしたら、
それは彼女らが勝手にやっていたこと」と、容疑を全面的に否定している。
なお、女性オペレーターは、取調べ後、帰宅を許された。