【韓国】次期大統領選、ハンナラ党が先行〜旧与党勢力に水あける［06/12］

韓国次期大統領選、ハンナラ党が先行
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070612AT2M1100L11062007.html
　【ソウル＝池田元博】
韓国で12月に実施される次期大統領選挙に向け、最大野党ハンナラ党が大きく
先行した。有力候補の李明博（イ・ミョンバク）前ソウル市長と朴槿恵（パク・クンヘ）
同党元代表が11日、党内予備選への立候補を正式に届け出た。両陣営の事実上の
一騎打ちの構図が確定。離合集散過程で依然、統一候補が固まらない旧与党勢力に
水をあけた。
　朴元代表は11日、予備選登録に併せて大統領選への出馬を宣言。先進国への跳躍、
不正腐敗のない政治と政府、小さな政府と大きな市場経済などの達成を公約した。
故朴正熙元大統領の娘として「当時に不幸な苦痛」を受けた人々に謝罪するとともに、
「産業化主導勢力と民主化勢力が手を握って先進韓国を建設する」と表明した。(07:02)

２ならノムヒョン続投！

>>2
賛成！　まだまだ憎日が足りないからな。

３なら日韓統合！

ハンナラ党になっても助けないよ。

>最大野党ハンナラ党が大きく先行した
相変わらず、意味不明！

政権交代すれば経済的に困ってるウリたちをきっと助けるに決まってるニダ・・・・あの国が。

ノムヒョンはもうだめです。日本も安倍も同じですが…

ザ・ノムヒョン『独裁者事大』は永遠の名作です！！

反日度
ハンナラ党９９

ウリ党１００

李―朴候補「結果に承服」…党内選挙のリングに上る

ハンナラ党の有力な大統領選候補である李明博（イ・ミョンバク）前ソウル市長と朴槿恵（パク・グンヘ）
前代表が１１日、党内選挙候補に登録して党内選挙への出馬を公式宣言し、「結果に承服する」ことを
約束した。

李前市長は、ソウル江西区鹽倉洞（カンソグ・ヨムチャンドン）の党本部で記者会見を開き、
「政権交代に向けた大長征に身を捧げる。この混沌とした時代が私に与えた歴史的課業であり、
国民の峻厳な命令と受け止める」と述べた。

李前市長は、「ハンナラ党は、時代精神に最も合致するリーダーを選択しなければならない」とし、
「本選で勝利でき、危機を乗り切る能力と推進力を持ち、豊かな経験と成果で検証された、
未来志向的思考と不屈の挑戦精神、長年の現場経験を持つ人でなければならない」と強調した。

そして、「党内選挙を、し烈だが美しい党内選挙に昇華させなければならない。ハンナラ党は決然とした
覚悟で団結し、盧武鉉（ノ・ムヒョン）政権の政権交代の妨害企図をともに退けなければならない」と述べた。

また李前市長は、「良心的で合理的な先進化勢力、未来志向的実用主義勢力が集まって、
無能な理念勢力を有能な政策勢力に変える必要がある。ニューライトと中道保守市民勢力、
政治勢力を包括する仮称『大韓民国先進化推進会議』の構成を提案する」と述べ、
民主党や国民中心党の一部とも提携が可能だと主張した。

李前市長は検証攻勢について、「実に辛いことだが、党内の友軍がネガティブ攻勢に余念がないという
事実だ」としたうえで、「根拠のない無責任な暴露は反則であり、原則に反する行為だ」と述べ、
朴前代表陣営を非難した。

さらに、「党内選挙で負ければ、無条件で勝者に最大限協力し、勝った場合は他の候補と力を合わせる」
と強調した。

朴前代表は記者会見で、「確かな国家観と愛国心で危機にある国家を救い、５年以内に先進国に
跳躍する奇跡を成し遂げる」と述べた。

朴前代表は、「国を根本から立て直し、自由民主主義と市場経済を鉄のように固い信念で守り抜き、
大統領から法を守る国、法の前で誰もが平等な社会をつくる」と約束した。

そして、「小さいが有能な未来型政府をつくり、２１世紀に合う国家ビジョンと戦略で、世界が羨望する
先進国を築く」とし、「公教育を生かし、私教育費問題を解決し、貧困の継承を防ぎ、原則ある北朝鮮政策で
北朝鮮核問題を解決し、統一の基盤をつくる」と訴えた。

朴前代表は、「父の時代に汗と涙を流した産業化の主役たちを尊敬し、民主化のために献身した方々の
犠牲と努力を高く評価する」としつつ、「父の時代に不幸にも犠牲と困難を経験した方々やその家族には
常に申し訳なく思う」と謝罪した。さらに、「産業化、民主化勢力が手を握り、経済を活性化させ、
先進韓国の建設を果たすことができる。国民みなが和合し、ひとつになる１００％大韓民国を築きたい」
と主張した。

朴前代表は、検証論議について、「大統領候補になる人は、誰であれ徹底的な検証を受けるのは当然だ。
実体のない話をすればネガティブになるが、実体があることについては、国民は確実に知る権利がある」
と強調した。

朴前代表は、党内選挙への承服について、「承服しなければ政治をする資格はない。国民も許さない」と述べた。
ttp://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2007061232058

先週も南朝鮮国会で糞尿投げ事件があったんですか？

脅しで施し物を得ようとするチンピラ国家の北朝鮮。
なにかと根拠のないいんねんをつけて支援をよこせと言う韓国。
精神の下劣さはまさに同じ乞食民族。
無視し続ければ自滅するだろう。
それが日本のみならず東南アジアや世界の望みだと思う。

［社説］ハンナラ党、内輪もめの７０日になってはならない

最大政党ハンナラ党の有力大統領選候補である李明博（イ・ミョンバク）前ソウル市長と朴槿恵
（パク・グンヘ）前代表が１１日、党内選挙の候補登録を終えた。８月１９日に投票を実施し、
２０日に全党大会を開き、党の公式大統領候補を発表するまで、７０日あまりある。両者はその時まで、
党員と国民になぜ大統領になろうとするのか、大統領になれば国をどのように経営するのか、
ビジョンとリーダーシップを示さなければならない。いわゆる反ハンナラ陣営では、まだ有力候補と言える
人物が現れておらず、ハンナラ党の予備選挙がまさに本選になるかもしれないという観測もあり、
両者の肩はそれだけ重い。

しかし、両者の候補登録を見守る国民の心は軽くない。両候補は、「豊かな国民、温かい社会、
強い国を築く」と主張し、朴候補は「５年内に先進国を築く」と言ったが、国民はこのような約束よりも、
「あぁ、もはや誰も飛び出せなくなる」という考えが先行したことだろう。これまで両者があまりにも
激しく対立し、その過程で葛藤と雑音が静まらなかったためだ。

両者は党内選挙候補に登録したことで、０５年に新設された公職選挙法第５７条２項によって、
結果に承服せず独自出馬することはできなくなった。残ったのは、フェアプレーで正々堂々と勝負を
決めることだけだ。にもかかわらず両者は、候補登録初日からネガティブ攻防を繰り広げた。

李候補陣営のスポークスマンは、公に朴代表側が現政権勢力と組んで、「李明博殺しプラン」を
稼動し始めたという「連携疑惑」を提起した。朴代表側は、疑惑の核心への検証が本質だが、
周辺的な解明だけをしていると非難した。両陣営が出す衝突音を聞いていると、党内選挙が十分に
行われるのか、依然として疑問を抱かせる。「登録」という足かせをつけただけで、変わったことは何もない。

ただでさえ、現職大統領は選挙法を蹂躙し、前大統領は露骨に選挙に介入している。このような状況で、
両有力候補の党内選挙が「相手を殺して自分は生きる」といった形になるなら、国民の嫌悪の対象に
ならないという保障はない。内輪もめの末に共倒れになる恐れがある。
ttp://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2007061229348

長いな、朝鮮人の言うことには意味がないんだから、三行にまとめろよ。

元雄だ。元雄をもってこい。

>>8

あんたまだいたの？
夜中もいたべ？

米軍は何をやっとるのか！
また女子中学生をひき殺すとか、住宅街に米軍機を墜落させるとか、色々と手の打ちようがあるだろうが。

飲むの懲役カウントダウンはじまた

ハンナラ党でも親北政策は変わらないよ。たぶん。

つまりハンナラ党には恒例の大統領選負けフラグが立ったと

親米だろうが、反日親北は変わらない。
ﾉﾑ以降、日帝の尋常小学校で教育を受けておらず、教育勅語、修身を知らん世代に突入しているから、、
誰が大統領になっても、楽しませてくれることだろうね。

どっちが与党になっても誰が大統領になっても一緒。

>>1
野党のリードが決定的になれば、ノムが動く。

...ｗｋｔｋで待つぞ、おれは。

え〜、酋長にもっともっとやってもらいたかったな〜。

どう転んでも反日には違いない。
やつらのバックボーンだからな〜。
反日じゃなくなりゃ生きる為のモチベーションが見当たらない。

「反日」は韓国が克服すべき問題

下関条約以前の朝鮮の位置づけ。
ロシア、日本の間で揺れ動いた朝鮮の事大の様と、日韓併合。
ポツダム宣言受諾後、総督府とアメリカと、朝鮮の間での統治権のやりとり。
このあたりの事実関係をしっかりと把握し、国民に事実を淡々と告げられる人間が大統領になるまで、
反日は終わらない。

つまり、反日は朝鮮人が朝鮮人でなくなる日まで続く。。

チョンの反日思想って、　日本にとっては非常に好都合なので
次のバカん国大統領も　反日の星　たらんことを願う。

ノムたんが戒厳令を出すのが待ち遠しい
戦時中だから、クーデターでもないしね

今の韓国では、政党、議員や首長を問わず、誰が大統領になっても、
「対日」政策は変わらないだろうし。

でも反日親米よりは、反日反米の方が日本にとっては好都合。（まぁ日本側為政者の「立ち位置」にもよるけど）

>>12
恒例行事だからな。

で、最有力候補は断交＆宣戦布告してくれそうかい？

「それでは、また来週。ハンナラ、ハンナラ、ハンナラ」って言う映画評論家死んじゃったね？

ハンナラ党の高鎮和議員、党内選挙出馬を宣言

【ソウル１２日聯合】ハンナラ党の高鎮和（コ・ジンファ）議員は１２日に党本部で記者会見を行い、
「ハンナラ党唯一の民主改革候補として大統領選挙で必ず勝利する自信がある」と述べ、
党公認候補を選出する党内選挙への出馬を宣言した。

　高議員は、大統領選挙は韓国が未来に向かって進むか過去の栄光にとどまるかを決定する
重大な分かれ道だと主張し、自身が掲げるスローガン「Ｈ７（ハピネス７）幸福国家」、
偉大な韓国を国民とともに作りあげると決意を表明した。韓国の価値は生命、平和、幸福の３つだとし、
これを実現するため、
▼平和先導戦略を通じた韓民族統一と東アジア平和の実現
▼大和合政治による創造的な国民大連合政府の構築
▼民族共同繁栄に向けたパックス・コリアナ（韓国の平和）を通じた生命の平和経済推進
▼社会投資国家戦略を通じた持続可能社会の実現
▼韓流と情報技術（ＩＴ）中心の文化大国の実現
――の５大国政指標を示した。

　高議員はまた、自身を「保守と改革の力をひとつにまとめられる唯一の候補」とし、
ハンナラ党を庶民と中産層の国民政党、地域や派閥に偏らない全国政党、民主政党に変えていくと強調した。
ttp://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2007/06/12/0200000000AJP20070612001800882.HTML

で、どれが安部で、どれが麻生で、どれが紅の傭兵の息子だか
教えてくれ。

「朴槿恵氏、理事長時代に不正疑惑」と奨学会設立者の次男が主張

朴槿恵（パク・グンヘ）前ハンナラ党代表が正修（チョンス）奨学会の理事長在任時代、業務上横領と
脱税をはたらき、健康保険料が未納だったという疑惑が提起された。

正修奨学会の前身である釜日（プイル）奨学会設立者である故金智泰（キム・ジテ）氏の次男・
金ヨンウ氏は１２日、ハンナラ党の検証委員会に、「朴前代表は不正疑惑が多く、法と原則を正す
資質がない」として検証要請書を提出した。これに対し、朴前代表側は強く反発した。

李明博（イ・ミョンバク）前市長陣営も、金氏の検証要請とは別に、陣営レベルで朴前代表に対する
「検証逆攻勢」を慎重に検討するという。これを機に、これまで李前市長に集中していた検証の刃が、
朴前代表にも向けられるもようだ。

ハンナラ党の検証攻防がさらに激しくなることを予告している。

▲「脅迫で奪った財産を返せ」〓検証要請書を提出した金氏は、「『真実の和解に向けた過去史
整理委員会』が、１９６２年の釜日奨学会の財産国家献納は、公権力によって強要されたものだという
決定を下したにもかかわらず、朴前代表はマスコミに、『不純な政治攻勢だ』、『でたらめだ』と強弁している」
と述べた。

金氏は、「朴前代表は、国会議員に当選した９８年以降、正修奨学会に出勤できる状況ではなかった
にもかかわらず、正修奨学会の常勤理事長の資格で、年間約２億５０００万ウォンの給与を受け取った」
と主張した。また、「通貨危機で、職員の賞与金が１１０％から６０％に大幅カットされたが、
むしろ朴前代表は、非常勤職から常勤職になり、年俸が１億３５００万ウォンから２億５３５０万ウォンに
増えた」と強調した。

そして、「業務上横領罪は公訴時効が７年だ。これに該当すると判断されるなら、（党が）捜査機関に
刑事処罰を依頼してほしい」と要請した。

金氏は、「朴前代表は、常勤理事長在任１年９ヵ月の間、健康保険料１３３５万ウォンを支払わなかった
事実も確認されている」と主張した。

さらに、「朴前代表は理事長職を退く際、最側近の崔弼立（チェ・ピルリプ）氏を後任に指名した。
朴前代表が今後、側近不正がなく、透明人な事を断行する資質があるかどうかも検証すべきだ」と求めた。

▲「繰り返される主張」〓朴前代表側は即刻反発した。陣営の金在原（キム・ジェウォン）スポークスマンは、
「政権勢力が、事あるごとに朴槿恵候補に対する攻撃手段として正修奨学会問題を活用してきたことは
周知の事実だ」としつつ、「今回の事案も、過去史委が事実関係を歪曲する内容でこの問題を取り上げ、
さらに金氏がこれを根拠に検証を要請したにすぎない」と主張した。

金スポークスマンは、提起された疑惑について一つ一つ反ばくした。まず、横領については、
「朴前代表は国会議員に当選した後も、非常勤・常勤理事長として勤務し、給与を受け取ったことは
事実だが、週２、３日は出勤して重要事業をすべて決裁し、会議も主宰するなどしており、
業務遂行による正当な給与受領だ」と述べた。

また、脱税と健康保険料未納については、「０２年３月に某日刊紙がすべて指摘した内容だ」としたうえで、
「朴候補が理事長として在職した９８年を基準に税務関連法が変更する過程で、正修奨学会の職員が
これを十分に認知せずに発生したミスだ」と説明した。そして、「報道後、未納だった所得税と健康保険料を
すべて納付した」と付け加えた。

朴前代表が、正修奨学会の理事長の後任に側近の崔弼立氏を任命したという主張について、
「０５年５月に理事長職から退いた後、正修奨学会に何ら影響力を行使していない。
理事長以外の３人の理事とも何の関係もない」と述べた。

陣営内部では、今後、反ハンナラ陣営まで加勢した「朴槿恵検証」攻勢につながるかどうか、
緊張したムードとなっている。
ttp://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2007061355808

次期大統領の北朝鮮政策課題は？

「北朝鮮・金正日（キム・ジョンイル）国防委員長の自然死または強制退去などといった状況に備えて、
平和を確保する案を作らなければならない」（宋大晟首席研究委員）。「北朝鮮に対する包容政策のうち、
非戦略的かつ高費用・低効率のものを捨てるべき」（鄭成長研究委員）。

世宗（セジョン）研究所（所長：朴基�ｺ）が１２日に主催した国家戦略フォーラムで、
金大中（キム・デジュン）−盧武鉉（ノ・ムヒョン）両政府の北朝鮮関連政策を批判する声が高まり、
次期政府のための代案が提案された。同フォーラムは、次期政府の国政懸案を診断するためのもの。

宋大晟（ソン・デソン）首席研究委員は、主題発表を通じて「米国と北朝鮮の国交正常化で招かれる
非現実的な平和体制作りや在韓米軍の撤退に備えるべき」と強調した。李相賢（イ・サンヒョン）研究委員は
「参加政府（現政府）は（米国に）言うべきことを言いたい、としたが『気まずいこと』まで言って（同盟関係の）
信頼を壊した点が残念」と指摘した。

イ・デウ研究委員は「包容政策がこの１０年間韓米関係の足かせになった」とし「相互主義に基づく
北朝鮮政策を再確立すべき」と強調した。梨花（イファ）女子大・�ﾞ東昊（チョ・ドンホ）教授は
「政府が開城（ケソン）工業団地で鍋などを作りコメ・肥料や石けん・履き物の原材料を提供する、
といった具合の経済協力事業にこだわるのは困る」と批判した。

南北（韓国・北朝鮮）交流・協力の量的膨張に執着せず、南北いずれにもプラスになる質的成長を
図るべきだとのこと。中央（チュンアン）日報・金�aソク（キム・ミンソック）軍事専門記者は
「盧政権の安全保障政策は混乱の過程だった」とし「強大な通常戦力を備えた北朝鮮と対立している状況で、
兵力を急減させるというから国民が不安がる」と診断した。

中国の急浮上を懸念する声もあった。劉尚哲（ユ・サンチョル）中央ＳＵＮＤＡＹ国際エディターは
「次期政府が今後の５年間対応する中国は、今とは全く異なる強力かつ恐ろしい存在かも知れない」
と見込んだ。キム・フンギュ外交安保研究院教授も「２０１０年の上海エキスポ以降、
中国が緊縮財政へ向う可能性が高い。貿易の面で中国に依存しすぎている韓国は多角化戦略を
講じるべき」と述べた。
ttp://japanese.joins.com/article/article.php?aid=88354

まともそうなのは、朴槿恵ぐらいか？

最後の大仕事、ﾉﾑﾀﾝならやってくれるはず。

>>39
どの候補もあんま変わらん。
朴娘にしたところで、親父ほどの才能はなさそうだし。

< '∀'><ウリを裏切ったのが応えたニダね。

>>42
眼のAAを間違えたorz

ウリ党議員が告発「李明博氏夫人に偽装移転・投機疑惑」

　与党ヨルリン・ウリ党が組織的な「李明博（イ・ミョンバク）前ソウル市長バッシング」攻勢をかけている。
同党議員は散発的に疑惑を提起するのではなく、特別作業班を組織し、シナリオまで作り波状攻勢を
かけようとしているという。

　ウリ党の朴映宣（パク・ヨンソン）、宋永吉（ソン・ヨンギル）両議員が11日、国会の対政府質問で李明博・
野党ハンナラ党大統領選候補の株価操作関与疑惑を取り上げたのに続き、12日にはウリ党の
キム・ヒョッキュ議員が李候補夫人の偽装移転・不動産投機疑惑を取り上げた。ウリ党は現在、
ハンナラ党候補に関する疑惑を調査する内部組織である特別作業班「候補検証委員会」を立ち上げる
準備を行っているという。

　キム・ヒョッキュ議員は同日、国会で記者会見を行い「李候補のキム・ユノク夫人は、
ほとんどソウル市江南区内で15回も住所を移転していたことを確認した。住所移転の偽装疑惑について
公の場で質問する」と説明を求めた。

　同党の金鍾律（キム・ジョンリュル）議員は「住民登録転出入のほとんどが、（李候補が）不動産で
蓄財した1980年代に行われている。転出入のうち1回を除いては江南区でのもので、
偽装移転の疑いがある」と述べた。「根拠を提示してほしい」という記者団の要請に対し、
同議員は「李候補の説明を聞いてから対応する」と答えた。

　これに対し李候補側は「金議員を虚偽による名誉棄損」で告訴するなど、法的手段も辞さない構えだ。

　李候補陣営の朴亨�凵iパク・ヒョンジュン）広報担当は「李候補は、1969年から2007年までの39年間で
住民登録上の住所移転が25回あったのは事実だが、不動産投機にまつわる住所移転は1回もない。
住所移転だけで不動産投機疑惑を提起するのは無責任な政治的戦略」と述べた。

　李候補側は与党挙げての集中攻撃を「李明博抹殺プロジェクト」と命名した。朴亨�剄L報担当は
「与党の動きを見れば“政界工作”をしていることが分かる。いちいち対応すれば、
李候補にダメージを与えようとする彼らの作戦にはまる可能性もあると考える」としている。

　同じく李候補陣営の張光根（チャン・グァングン）広報担当は「明日（13日）は対政府質問でウリ党の
徐惠錫（ソ・ヘソク）議員が、あさって（14 日）は同党の金斗官（キム・ドゥグァン）前行政自治部長官が
李候補にダメージを与えるため質問に立つとの情報もある」とし、与党を挙げての計画に基づく攻撃である
ことを主張している。
ttp://www.chosunonline.com/article/20070613000052
ttp://file.chosunonline.com//article/2007/06/13/709256579211519945.jpg

朴槿恵氏に奨学金資金横領疑惑

　釜日奨学会（正修奨学会の前身）の設立者である故キム・ジテ氏の次男キム・ヨンウ氏
（ハンセン産業会長：写真）=65=は12日、「朴槿恵（パク・クンヘ）候補が正修奨学会理事長として
在任中に業務上横領、健康保険料未納、脱税などを行った疑いがある」として野党ハンナラ党
検証委員会に検証要請書を提出した。キム氏が提起した疑惑は2002年3月にマスコミで報じられた
内容と同じでキム氏もこの報道された内容を検証要請書に引用した。

　キム氏は「朴候補は1998年に国会議員に当選し正修奨学会に常勤できなくなったにもかかわらず、
常勤理事長の給与である年間2億5000万ウォン（約3270万円）を受け取った。業務上横領罪に
該当しないか検証してほしい」と主張した。さらに「月1500万ウォン（約196万円）の渉外費を
受け取っても領収証を提出しないなど脱税の疑いがあり、当時の健康保険料1335万ウォン
（約175万円）も支払っていない事実も報道で確認した」とも付け加えた。

　さらに「通貨危機当時には構造調整の名目で職員の賞与を1100%から600%へと減らしたのに
自分の年俸は逆に2倍近く増やした」とも訴えた。

　キム氏はこれ以外にも「現在は正修奨学会と無関係だと朴候補は言うが、現在の理事長である
チェ・ピルリプ氏は朴候補の利益のために働く人間だ。決して関係がないとは言えない」と主張した。

　これに対して朴候補陣営の金在原（キム・ジェウォン）議員は記者会見を開き、
「国会議員と理事長職を兼任するのは何の問題もない。当時も週に2日か3日は奨学会の事務室で
業務決済を行っていた」と述べた。

　金議員は脱税疑惑と健康保険料未納について、「当時奨学会の職員が1998年を基準として改正された
税法の内容を知らずに支払えなかったのは事実だ。しかし当時のマスコミ報道を確認し、
自ら全額を納付した」と説明。さらに現在の奨学会理事の構成についても、「朴候補は2005年2月に
理事長を辞任してからは運営や理事の人事に何らかの影響力を行使した事実はない」と主張した。
ttp://www.chosunonline.com/article/20070613000053
ttp://file.chosunonline.com//article/2007/06/13/259627012926337731.jpg

韓国大統領選まであと半年　前・現大統領と北ＶＳハンナラ党

　今年１２月の韓国大統領選は３つの観点から注目される。まず金大中−盧武鉉政権と１０年続いた韓国の対北融和政策が
さらに続くのかどうか。２つ目は、過去への恨（うら）みを抱いた「ハン（恨）の政治」はどうなるのか。
３つ目は日米離れの反米・反日・民族主義がさらに進むのかどうかだ。

　１番目に関連しては、金大中前大統領、盧武鉉現大統領そして北朝鮮が今や「ハンナラ党に政権を渡すな」で共同戦線を
張りつつある。

　韓国の大統領選の歴史で前職や現職大統領が、次の政権に誰がいいとか悪いとかあれこれ発言したことはない。
ところが金大中氏と盧大統領は“ハンナラ党政権阻止”に向け積極的な発言をしている。その結果、盧大統領など
「選挙法違反の疑い」まで話題になるほどだ。

　北朝鮮はすでに昨年来、韓国に対して「反保守大連合」を呼びかけ、ハンナラ党非難の宣伝・扇動を続けている。

　大統領選でハンナラ党が勝てば、北朝鮮への支援・協力は条件付きとなり、人権問題など金正日独裁体制への批判、
圧力は強まるだろう。しかし「反ハンナラ共同戦線」が成功すれば親北・与党政権が続き、金正日政権は安泰となる。

　２番目の「ハン（恨）の政治」とは。まず金大中前政権は千年にわたり権力から遠ざけられ、社会的差別を受けてきた
全羅道出身者が政権の座につくことで新しい歴史を開いた。またその後の盧武鉉政権は、現代政治史における
政治的弾圧の被害者である親北・左翼勢力の「ハン（恨）」を背負って誕生した革新政権だった。

　いずれも過去とは異なる層が権力を形成し「恨みを晴らす政治」を進めた。違法とされた親北・左翼勢力の過去の行動が
逆に合法としてたたえられる「過去清算」は、それを象徴している。

　次期政権はそうした過去に対する否定中心の政治を脱し、未来志向の政治になるのかどうか。左翼・革新系が主導する
与党陣営が引き続き政権を取ると、「持てる者持たざる者」の二極化を最大の扇動テーマに「ハンの政治」は続く。

　３番目は韓国ナショナリズムの行方だ。盧武鉉政権は最後になって米韓ＦＴＡ（自由貿易協定）推進で反米に
一定の修正を加えたが、その支持基盤である左翼・革新系の与党陣営は依然、反米気分が強い。
これは国力増大に伴う国民の自信感も背景にある。

　保守野党のハンナラ党は対外政策はより穏健だ。とくに対米関係改善を主張している。反日は名分として簡単には
引っ込められないが、基本的には日米との連携強化という同盟重視だ。

　これに対し与党陣営は“自主”という名の脱同盟・民族主義傾向が強い。次期政権は韓国を国際社会の中で
どこに位置付けて国家的発展を図るのか、重要な課題を背負うことになる。（ソウル　黒田勝弘）
ttp://www.sankei.co.jp/kokusai/korea/070615/kra070615000.htm