http://homepage3.nifty.com/yoshihito/iraku.htm 平成17年12月31日付の読売新聞によれば、
『2004年、2005年の二年間で百八名の日本人が中国で腎臓や肝臓の移植手術をうけていたが、
その背景には日本国内の深刻なドナー(提供者)不足がある。
中国では最近の1年間に腎臓移植約6,500件、肝臓移植約3,000件が実施されたが、
ドナー(提供者)の約九割を死刑囚が占めるほか、公平な臓器配分制度が確立されておらず、
人権、法整備面の不透明さも大きい。
費用は腎臓移植が約600万円、肝臓移植が1,300万円であり、米国に比べ大幅に安い
(約十分の一以下)といわれている。』 とありました。
米国に移住した中国人医師の話によれば、砂ホコリの舞う処刑現場で銃殺直後の死刑囚から
臓器を取り出し、移植のために病院に運んだことがあったそうです。
若くて新鮮な臓器が死刑囚から毎年何千人分も提供されますが、そこには例によって巨額の
カネが裏で流れ、司法当局、公安、共産党幹部、地方政府の役人などの「ふところ」が潤う
仕組みなのだそうです。