ソウル・瑞草(ソチョ)警察は29日、残高不足で自分の口座から現金を
引き出す事が出来ず、腹立ちまぎれに現金引き出し機に火を付けた疑い
(建造物放火)で、チェ某容疑者(30歳)に対して逮捕状を申請した。
警察によればチェ容疑者は21日の午前1時頃、ソウル・瑞草区良才洞
(ヤンジェドン)の某銀行24時間現金引き出しコーナーでタクシー代を
引き出そうとしたが、残高不足で現金を引き出す事が出来なくなると、
5〜6枚の明細表をかき集めてライターで火を付け、現金引き出し機4台と
エアコンなどを燃やし、1億2千万ウォン相当の被害を起こした疑いを
受けている。
チェ容疑者は警察で、「中学校の同窓生らと酒を飲んでタクシー代を
引き出そうとしたが、何度も『残高不足』というメッセージが出て、急に
怒りが込み上がってきて事を起こした」と供述した。
だが警察では、銀行のCCTVでチェさんが現金引き出し機を揺する場面
などが撮影されていて、現金を抜き取ろうとして火を付けたのではないかと
調査している。
ソース:韓国日報/ソウル=連合ニュース(韓国語)
http://news.hankooki.com/lpage/society/200705/h2007052910135421980.htm