鉱滓ダムで決壊事故、運営会社は操業停止処分に―山西省忻州市
http://www.recordchina.co.jp/group/g8166.html 2007年5月18日、山西省忻州市繁峙県で鉱滓ダム(選鉱くずを貯留するダム)が
決壊し、土石流が発生する事故が起きた。
鉱滓ダムは18日午前10時ごろ漏水し、11時40分ごろにはパイプが詰まり、地盤が
崩れ始めた。午後4時ごろ、鉱滓ダムが決壊し、土石流が発生した。その後も決壊が
進み、大量の土石流が峨河下流へ流れ、下流部の耕地や電力・通信施設などが被害を
受けた。ダム付近の橋も崩壊し、交通にも影響を及ぼした。人への被害はなかった。
21日、安全生産監督部門、環境保護部門などは同ダムを運営していた宝山鉱業会社に
ライセンスの一時停止処分を下し、操業が停止されることとなった。繁峙県では
同様の事故発生を防ぐため、同県すべての選鉱関連企業を調査することを決定した。
(翻訳/編集・藤野)