Judge Sues Cleaner for $65M Over Pants By LUBNA TAKRURI
http://hosted.ap.org/dynamic/files/photos/B/b9a05bce-e302-451b-be1b-c9d245e5acab.html?SITE=ORBAK&SECTION=HOME&TEMPLATE=DEFAULT (AP=ワシントン) 韓国からの移民、チャンさん一家は7年前、米国の首都にドライクリー
ニング店を開店して、アメリカン・ドリームを実現した。しかし、過去2年間、彼らは訴訟
の悪夢に接してきた。ズボンの紛失で6500万ドル(約78億円)の賠償を求められ
ているのだ。
チャン・ジンナム(Jin Nam Chung)、チャン・キ(Ki Chung)夫妻とその息子チャン・スー(S
oo Chung)は落胆のあまりソウルに戻ることを考えている、と彼らの弁護士クリス・マニン
グは言いう。「彼らにはお金が足りません。しかし、もっと重大なことは、このシステム
に信じられないほど幻滅しているということです。それは、彼らの生活を破壊しました。」
この訴訟はコロンビア特別行政区の審理裁判官ロイ・ピアソンによって起こされた。同氏
は、今回の審理を自ら担当している。AP通信はピアソン判事にコメントを求めたが、水
曜日には電話も電子メールも返っていない。
法廷記録によると、問題は2005年5月から始まった。ピアソンは判事になり、北東ワシント
ンにあるクリーニング店に寸法直しのためスーツを持っていった。そこは以前からひんぱ
んにごたごたはあったものの、判事がひいきにしてきたチャン一家の店だった。判事が2
日後にそれを要求したとき、1着のスーツのズボンが準備ができておらず、行方不明とみな
された。
ピアソンは、クリーニング屋にスーツの全価格、1,000ドル以上を要求した。しかし、1週
間後、チャン一家はズボンが見つかったと言って支払いを拒否した。ピアソンが訴えるこ
とに決めた瞬間だった。マニング弁護士は、クリーニング屋がピアソンに3回に渡って示談
を申し込んだと言った。最初に三千ドル、それから四千六百ドル、そして一万二千ドルを
提案した。しかし、ピアソンは満足せず、一つのズボンを越えて計算を拡大した。
ピアソンがもはや近所のドライクリーニング店を利用したくないから、別の店に行くため
に、10年の間週末ごとに車を借りる価格、一万五千ドルを訴訟の一部に含めた。「彼は、
自分のアパートのある四区画内にあるドライクリーニング屋に対して、憲法上の権利があ
ると主張しているようなものです。」と、マニングが言った。
しかし、6500万ドルの大半は、ワシントンの消費者保護法をピアソンが厳密に解釈し
た結果である。この法律は、違反者に一つの違反につき一日千五百ドルの罰金を科す。法
廷記録によると、ピアソンは1,200日にわたって12の違反を合計し、それから、3人の被告
によってそれを増やした。
ピアソンの訴訟の多くは、クリーニング屋の壁にかつてかかっていた二つのサインに基づ
く:「満足感の保障」と「同日サービス」。ピアソンは、自分の不満とズボンの遅れに基
づいて、これらサインが詐欺に値すると主張した。
(後略)
ソース:AP通信(英語)判事がクリーニング屋にズボンで6500万ドル請求
http://hosted.ap.org/dynamic/stories/6/65_MILLION_DOLLAR_PANTS?SITE=ORBAK&SECTION =HOME&TEMPLATE=DEFAULT
関連記事:クリーニング店でズボン紛失 判事が78億円請求
http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070505/usa070505006.htm