日本の護憲運動家ら、29日に「ナヌムの家」でコンサート
http://www.chosunonline.com/article/20070424000005 旧日本軍の元従軍慰安婦の女性たちが暮らす京畿道広州市の「ナヌムの家」で
今月29日、「第2回韓日平和コンサート」が開かれる。
この日のコンサートには、日本で「憲法9条」を守る運動を繰り広げている日本人
約90人と韓国の非政府組織(NGO)などが参加する。
日本国憲法は日本の交戦権と戦力の保有を禁じる内容を盛り込んだ「第9条」の
存在により、「平和憲法」と呼ばれてきた。
参加者らはこの日午前9時30分から「ナヌムの家」の歴史資料館を見学し、
元慰安婦の女性らとの懇談会を開いた後、午後5時まで
韓日両国の歌手らによるコンサートを行う。
日本の歌手であり平和運動家であるきたがわてつ氏は、元慰安婦らを前に
「愛」と「日本国憲法前文」という歌を披露する予定。
一方、韓国側からは「韓国挺身(ていしん)隊研究所」や民族運動団体「興士団」、
歌手のソン・ビョンヒ、創作パンソリ(伝統芸能)グループの
「パダクソリ(地面の声)」などが参加する。
日本国憲法は来月3日に施行から60年を迎えるが、最近日本国内では「9条」
を改正しようという動きが盛んになっている。
日本人の参加者らは、「憲法9条は戦争のない世界を築くための日本国民の約束だ。
日本政府が侵略の事実や慰安婦の強制動員などを認め、賠償を行うよう求めると
ともに、韓日両国の平和連帯を守っていきたい」と話している。
リュ・ジョン記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS