■「子供強制召還」に北海外駐在員が強力反発
外交官をはじめとする北朝鮮の海外駐在員が、同伴子供の召還措置に
反発していることが分かった。
北朝鮮当局は先月31日、金チャンギュ外務次官を中国北京に急派して、
実態調査を始めたと伝えられた。
海外駐在員が当局の指示に大きく反発するのは、子供らに先進教育を
受けさせようとする「教育の熱意」のためだと伝えられた。
北朝鮮当局は最近、海外駐在に子供を伴っている外交官と貿易商社員など
海外勤務者らに、3月30日までに子供1人だけを残して平壌に送り帰すように指示した。
複数の北朝鮮通は3日、「北朝鮮の海外駐在員が子供の一部を送り帰せとの
当局の措置に反発していて、金次官がその実態と海外駐在員世論などを調べる
ために北京に行ったと理解する」と明らかにした。
これら消息筋は「特に中国駐在員はまだ子供を1人も帰国させないでいる」とし、
「子供教育などを理由で粘っているのに、当局の召還圧力が強まれば、亡命も
排除できないほど状況が深刻だ」と伝えた。
韓国速報 07/4/5
http://www.worldtimes.co.jp/kansok/kan/kita/070405-4.html