【朝鮮日報】秋葉原の「萌え文化」〜日本の「失われた10年」は空白期でなく韓国人が関心を失ってただけ★2[04/02]

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1依頼208@ちゅら猫φ ★
2年前、「萌え」と呼ばれる日本のサブカルチャー(下位文化)
の新しい動きを紹介しようとして取りやめたことがあった。
取材するうちに、「不景気が10年も続くとこんなものまで出てくるのか」
との思いを禁じ得なかった。
家政婦のような衣装を着た女性従業員が「ご主人様」などと言いながら
接客するカフェや、これでもかと言うほど胸を強調した人形など、見たところ
「変態趣味」としか映らなかったのだ。
「萌え」という言葉からして、理解しがたいものだった。

舞台は東京・秋葉原。「ウォークマン」が流行したころから、
韓国の観光客にもなじみ深い存在だった、巨大な電気街だ。
この地が「萌え文化」の中心地になったのは、「オタク」と言われる人々の影響だ。
「オタク」とは、ある日本の国語事典によると
「特定の趣味にひたすら没頭する閉鎖的な人」だと言う。
どちらかというと、あまり良い意味の言葉ではない。

彼らが没頭する「特定の分野」としては、マンガやコンピューターなどが上げられる。
パソコン関連の店舗が立ち並ぶ秋葉原にはオタクが多いため、
彼らが好む他の分野の店も一緒に増加した。
不景気で撤退した電気店をオタク分野の専門店が取って代わる状況に、
「日本の後退を象徴している」との声まで聞かれたものだ。

オタク文化が確立して秋葉原が変質し、萌え文化が登場するまでには、
15年ほどの歳月がかかった。
当初気持ち悪がられていたオタクの人口も、今や300万人とも言われる。
日本の国語事典によるオタクの定義を見てもわかるように、
「オタク−秋葉原−萌え」を結ぶ文化については、
5、6年前までも否定的な見方が大半を占めていた。

そうした見方を一変させたのが、現代美術家の村上隆だ。
ニューヨークのオークションで6800万円の値がついた村上の『Miss Ko2(KoKo)』は、
まさに萌え文化を象徴する
メード姿の少女をかたどった人形だった。
村上本人も、かつてマンガにのめり込んだ時期があったという。
そのため大学で2度の落第を経験した。

村上が最も影響を受けたとしている人物も、アニメーターの金田伊功だ。
名前は聞いたことがなくても、彼が原画を手がけたアニメーションを
見たことのない人はいないほどの人物だ。
『宇宙戦艦ヤマト』、『銀河鉄道999』、『となりのトトロ』、『もののけ姫』、
『メトロポリス』など、韓国人がよく知っている作品も数多い。

オタク的なモチーフから出発した村上も、今や世界的な美術家だ。
そして萌え文化に対する評価も様変わりした。
もともと「萌え」という言葉の原意は、「芽が出る」というものだ。
そこから転じて、マンガに登場するキャラクター(ほとんどが少女)
に対して感じる「かわいい」、「愛らしい」という感覚を指すようになったという。
こうした一見幼稚な感覚が世界的な美術作品に変身する上で、
日本政府は何の寄与もしていない。
>>2
朝鮮日報/朝鮮日報JNS 
http://www.chosunonline.com/app/ArticleView.do?id=20070402000035
http://www.chosunonline.com/app/ArticleView.do?id=20070402000036
◆前スレ http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1175503744/
★1が立った時間 2007/04/02(月) 17:49:04