【慰安婦問題】「日本政府は責任ある態度を」…米国務省の変化の理由は?[03/27]

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358<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/140367/
産経新聞、阿比留記者ブログのコメント欄から、興味深い指摘が。

Commented by missionpossible さん

日本のマスコミの印象操作の典型例のような記事を見つけたのでお知らせします。
以下はワシントン発の共同通信の記事です。

「安倍首相の謝罪を評価」 慰安婦問題で米国務省
【ワシントン26日共同】米国務省のケーシー副報道官は26日、安倍晋三首相が同日の参院予算委員会で
太平洋戦争中の従軍慰安婦問題に関し「おわび」を強調したことについて「謝罪がなされたことを評価する。
一歩前進だ」と述べ、首相の答弁は有益との認識を示した。国務省で記者団に語った。

副報道官は一方で「これは非常に困難な問題だ。日本が罪の重大さを認識し、率直で責任ある態度で引き
続き対処してほしい」と指摘、旧日本軍の関与を否定した下村博文官房副長官の発言などをけん制した。

これを見ると、今朝の各紙報道にあった昨日の国会での安倍総理大臣の発言や、下村官房副長官の記者
会見での発言に対して、アメリカの国務省副報道官が、公式に会見の場でコメントをして、アメリカは日本の
動きに関心を払っているぞ、といった印象を受けます。

(続く)

ところが、米国務省のウェブサイトで26日のこの副報道官の記者会見記録を確認しても、慰安婦どころか、
日本関連のやりとりは皆無です。

さらに奇妙なのは、日本の27日の朝刊にのるような26日の安倍・下村発言について、アメリカ国務省副報道
官が、現地26日の時点でどの程度把握していたのかということです。もちろん昨晩の段階で、日本のテレビ
や共同・時事は流していたでしょうが、そんなものをアメリカ国務省のプレス担当がいちいちフォローしている
とも思えません。

おそらく推測するに、この副報道官に対し、共同通信の記者(か、シナリオを言い含められた現地人スタッフ)
が、路上のぶら下がりで「今日日本でこんなことがあったのだけども・・・」といった感じで、質問をぶつけて
もっともらしい発言を引き出したのでしょう。

いずれにせよ、正式の会見ではなく記録も国務省のウェブにのらないので正確な発言を確認しようもありま
せん。もちろん、この記事の目的は「米国務省」というブランドを使って、日本での慰安婦問題を巡る議論に
影響を与えようということでしょうから、正確かどうかは二の次でしょうが。

ネット時代になるとマスコミ報道もいろいろな分析が可能になるので面白いですね。